スマホ1つで手軽にやり取りできる点が魅力で、幅広い人に利用されているメルカリ

手軽に使える一方で、多くのユーザーが利用する分厳しいルールが設けられており、規約違反により運営から利用制限されてしまう人も少なくはありません。

そこで今回は、メルカリの利用制限の原因や解除方法などについて詳しく解説。また、利用制限中にできること・できないことについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • メルカリの利用制限とは?

    メルカリの利用制限の原因や解除する方法などについて解説する記事です

メルカリの利用制限とは?

メルカリにおける利用制限とは、主に「ガイドライン(利用規約)」に違反する行為をしたユーザーに対して科されるペナルティのことを指します。

幅広い層の人が利用しているメルカリでは、誰もが気持ち良く取引できるようにとガイドラインが定められています。ユーザーにはガイドラインを理解し守ることが求められており、違反した場合は違反の種類や頻度に応じてメルカリの利用が制限されるのです。

メルカリでの利用制限期間はいつ解除される?

メルカリの利用制限について気になっている人の中には、どれくらいの期間制限が続くのか知りたい人も多いでしょう。

利用制限は、軽微な違反であれば数十時間や数日など、短い期間で済むようです。しかし、違反の頻度や内容によっては無期限の利用制限や強制退会となる可能性もあるため、注意が必要です。

なお、メルカリ事務局側は利用制限の期間に関しての判断基準を公開しておらず、ユーザー側で利用制限期間を把握することはできません。

  • メルカリの利用制限とは?

    メルカリの利用制限とはガイドラインに違反する行為を行ったユーザーに対して科されるペナルティのことです

メルカリで利用制限される原因

そもそも、利用制限はどのような理由でされるものなのでしょうか。

ここからは、メルカリで利用制限される具体的な要因について詳しく解説していきます。

代表的な違反行為をしたから

メルカリで利用を制限される理由として最も多いのが、違反行為をしたからです。代表的な違反行為は誹謗中傷や脅迫などの他のユーザーを不快にさせる行為や、ユーザーを他のサイトに誘導することが挙げられ、このような行為が発覚するとペナルティが科されます。

また、手元にない商品を販売する無在庫販売やメルカリのシステム外で取引を行うことも違反行為ですので、覚えておくようにしましょう。特に無在庫販売は、知的財産権侵害などと並んで重い違反だとされています。場合によっては直ちに無期限の利用制限を科されることもありますので、注意するようにしましょう。

高額商品を購入したから

メルカリでは、代表的な違反行為をしたときだけでなく、高額商品をクレジットカードで購入した場合も利用制限の対象となります。

これは購入者へのペナルティというわけではなく、不正アクセスや不正利用の可能性が疑われたため、消費者保護の観点から利用を制限するもののようです。利用制限を通知するメールが届いたら内容を確認し、「お問い合わせ」からメルカリ事務局へ連絡を入れるようにしましょう。

自分で購入したことをメルカリ側に伝えれば利用制限は解除されるので、速やかにメルカリ事務局に伝えれば問題ありません。

  • メルカリで利用制限される原因

    違反行為の他に、高額商品をクレジットカードで購入したことも利用制限の原因になり得ます

メルカリで利用制限された場合の運営からの対応

ガイドラインを守らない違反行為などによって、利用制限されてしまうことがあるメルカリ。利用制限を科されてしまったら、具体的にどのようなことが起きるのでしょうか。

ここからは、メルカリで利用制限された際の運営からの対応についてご紹介します。

商品の削除や出品停止

商品に対して違反の疑いがあると、出品が一時停止されます。状況によっては商品情報を一部修正することで出品停止が解除されるようですので、運営からのメール通知の内容をよく確認するといいでしょう。

なお、即座に違反商品と判断された場合は該当の商品が削除され、タイムラインには表示されなくなります。

アカウントの制限

ガイドラインに著しく違反していたり連絡後も違反を繰り返したりしている場合は、アカウントに対して制限がかかります。プロフィールの編集を求められるケースもあるようです。利用制限の期間は、違反の内容に応じてメルカリ事務局が総合的に判断します。

本人確認の実施

メルカリは、利用制限に関する対応として本人確認を実施することもあります。

違反出品や違反行為を防ぐ目的で、身分証の提出やメルペイ口座の連携を要請するようです。本人確認の実施には複数アカウントを利用している違反者の特定や、ガイドライン違反を未然に防止する目的もあります。

  • 利用制限された場合の運営からの対応

    運営は利用制限したユーザーに対して、商品の削除や出品停止、アカウントの制限などを行います

メルカリで利用制限中にできることとできないことは?

商品の削除やプロフィールの編集などが要請される利用制限ですが、メルカリで全く何もできなくなるというわけではありません。

まず、利用制限中でもできることとしては、自分が出品している商品の編集や削除、取引中の商品におけるやり取りなどが挙げられます。すでに進行している取引がある場合は通常通り続行できるため、他のユーザーに迷惑をかけることはないでしょう。

一方、できないこととしては新規商品の出品、他のユーザーの商品へのコメントや購入などが挙げられます。

要するに、新しく取引を行ったり他のユーザーにコンタクトを取ったりすることができないのです。目をつけていた品物を別のユーザーに購入されてしまったりポイントが失効してしまったりすることが予測されるため、十分注意するようにしましょう。

無期限の利用制限を科された場合は、該当アカウントによる出品商品はタイムライン上から表示されなくなり、新しいアカウントを作成できなくなるので、要注意です。

  • 利用制限中には何ができる?

    利用制限中でもできること・できないことを理解しておきましょう

メルカリで利用制限を解除する方法

さまざまな制約がされてしまう利用制限は、できるだけ早く解除したいもの。具体的に何をすれば利用制限は解除されるのでしょうか。

ここからは、メルカリでの利用制限を解除するための対処法をご紹介します。

メルカリ事務局に連絡・問い合わせをする

メルカリで利用制限されてしまった人の中には、理由がわからなかったり覚えがなかったりする人もいるかもしれません。

そのような場合は、メルカリ事務局に連絡し問い合わせてみるようにしましょう。

メルカリでは手違いにより利用制限が科されることも起こっているようですので、違反行為がなかったとわかると、制限を解除してもらえる可能性があります。

メルカリ事務局の指示通りに行動する

利用制限をかけられた場合は、基本的には制限期間が過ぎるのを待つしかありません。ただし、軽微な違反であればメルカリ事務局の指示通りに商品やプロフィールなどを変更すると、制限が解除されるようです。

メルカリ事務局からの指示はメールで送られてきますので、指示をよく読み対応するようにしましょう。

メルカリ事務局に謝罪文を送る

無期限の利用制限など重いペナルティを科された場合は、丁寧な謝罪文をメルカリ事務局に送るのも一つの手。深く反省している旨や今後は利用規約を守ることなどを伝えると、制限が解除されるケースもあるようです。

無期限の利用制限とはアカウントの永久停止のことを指すため、何もしないまま待っていても該当アカウントは利用できません。なんとかメルカリを利用したいのであれば、一度謝罪の気持ちを運営に示してみるのもいいでしょう。

  • メルカリで利用制限を解除する方法

    メルカリでの利用制限を解除するための対処法を覚えておきましょう

メルカリの利用制限の原因や解除方法を理解して対応しよう

メルカリの利用制限とは、運営のガイドライン(利用規約)に違反する行為をしたユーザーに対して科されるペナルティのことであり、場合によっては無期限の利用制限となってしまいます。

副業などでメルカリを利用している場合、利用制限は収益を左右するため何としても避けたいものですよね。自分のメルカリ内での行動が違反にあたる可能性もあるので、あらかじめガイドラインを確認しておくことが大切です。

利用制限の理由や解除する方法を理解しておくとともに、規約を守って正しくメルカリを使用することを心がけましょう。