お笑いコンビ・ダウンタウンが3日、大阪・なんばグランド花月で開催された吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」の千穐楽参回目公演に出演し、漫才を披露した。

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ダウンタウンの登場に会場は大盛り上がり。2人は満員の客席を見渡し、浜田雅功は「すごいですね」と話した。

松本人志は「キツイですよ。やりづらいよ。死ぬほど後輩見てるし」と吐露し、「ここまでレジェンド芸人になっちゃうとね。しかもカリスマじゃないですか。お風呂入っても取れないんですよ」と笑いを誘う。また、「いまさらどんなやったかなと思って。漫才というもの自体……」と言うと、浜田も「何十年やってないですし」と話した。

そして、松本は「クイズのネタを肩慣らしにやりましょうよ」と提案。浜田が「東京タワーの高さは何メートルでしょう」とクイズを出すも、松本は「なんぼですか?」と出題者の浜田に答えを聞こうとし、浜田はツッコミ。その後、松本もクイズを出し、爆笑やりとりを展開していく。

途中、浜田は「何も打ち合わせもしてくれへんかった。ずっと思いつきでしゃべってるやん」と事前に打ち合わせがなかったことを告白。また、松本の生き生きした姿に浜田が思わず「お前、楽しそうやな」と言い、松本が「楽しくない」と照れる場面も。2人の掛け合いに会場は笑いと拍手に包まれた。

4月1日に創業110周年を迎えた吉本興業は、日頃の感謝の気持ちを込めて、なんばグランド花月にて創業110周年特別公演「伝説の一日」を4月2日、3日に開催。110年間“笑い”を発信し続けてきた同社が、“オールよしもと”豪華ラインナップで、伝統の「笑い」と最新の「笑い」を届ける。同公演のオンライン配信チケットは4月10日まで販売(視聴は4月11日12時まで可能)。