歌手・女優の平手友梨奈が、1日に放送された日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』(23:40~)に出演した。
番組スタート1周年ということで、MCの2人も感慨深げ。「あっという間だったね」と言う田中圭に対し、千葉雄大は「しれっと続いた感じですね」と冷静だ。今回のゲストの話になると、千葉は「圧倒的な表現力を持つアーティストというイメージです。お会いするのが楽しみ!」と期待を示す。
ダンサーとともに登場した平手。プライベートでの平手について聞くと、TAKUTOが「とにかく人見知りで緊張しい(笑)。最初に会った時は目も合わせてくれませんでしたから(笑)。今日もさっきまで普通にしゃべっていたのですが、ここに来た途端、急に大人しくなっちゃって。楽屋とぜんぜん違います(笑)」と明かす。
平手にダンサーたちとの初対面の時のことを聞くと、「最悪なことをしてしまったのは憶えています(笑)。極度の人見知りで本当に申し訳なかったです」と反省。その後、ある瞬間から距離が縮まり、AICHONが「MV撮影の時に目を合わせて話してくれたんです」とうれしそうに語るも、平手は「あまり憶えてないです(笑)」とつれない。そのやりとりを尻目に、RIKOは「私は普段、めちゃめちゃ仲良くてよく連絡を取り合っています」とうれしそうに話した。
GEN-Zが「平手さんは体のツボに詳しいので押してくれるのですが、それがマジで痛いんです。しかも痛いって言っているのにそれ以上に強く押し続けるっていう、しかも笑顔で(笑)」と告発。これを受け、平手は「体に良いことだから良かれと思ってやっていることですよ。親切心です」と取り合わない。
話題は、平手がダンスで影響を受けた人について。「TAKAHIRO先生が原点で、先生に出会ってからダンスを始めました。最初に『ダンスは間違ってもいいから表現をしろ。感情が伝わればいい』と、おっしゃっていただきました。初心者だったので最初はステップの踏み方から始まり、振り付けに込められた意味や感情の出し方など丁寧に教えていただきました」と振り返る。
その後、TAKAHIROからのメッセージ映像を受けて、「TAKAHIROさんは一緒に戦ってきた同志と言いますか、何があってもずっとそばで見守って支えてきてくださった人です」と、平手は改めて信頼の言葉を口にした。
さらに、ソロアーティストとして活動することになった際の率直な気持ちを改めて聞くと、「今までと全然違ったものをやりたくて、そこでダンスだったり、音楽的にも今まで触れてこなかったものをやってみたいと思いました」と回想。
そんな時に出会ったのが、振付師のAmami。この出会いがソロアーティスト・平手友梨奈のベースを創り上げたといっても過言ではないが、そんなAmamiが急きょスタジオに登場し、平手と出会ったときの第一印象やレッスンを受ける姿勢などを語った。これを受けて平手は「Amamiさんも今回のダンサーの皆さんもそうですが、人と出会うことで得ることが多くて、それはすごくありがたいです。いつも刺激をたくさんいただいています」と、照れながらも素直な気持ちを口にした。
今回のBLOOD SONG「ダンスの理由」は、「自分がソロになって、リスタートの曲でもあったので、Amami先生や今回のダンサーの皆さんとの出会いも始まったので、選ばせていただきました」という平手。
ライブステージには、全員、真っ赤なジャケットにブラックのスラックスというフォーマル感漂う衣装で登場。ステージに着くやいなや、平手は和やかに談笑しつつ、ダンサーたちと一緒に振り付けやフォーメーションの確認を入念に行っていた。
「ダンスの理由」ではポップなナンバーに激しいダンスを加えた、ポップでショウアップ感のあるパフォーマンスを披露。リハーサル&本番を問わず常に全力投球で、ライブをするたびに息が上がり、収録直後には全員がその場に倒れ込んでしまうほど、全身全霊を使った命を削るようなパフォーマンスを披露した。