iYellは3月31日、「住宅購入意向」に関する調査結果を発表した。調査は2月17日〜18日、直近1年以内に住宅購入を検討している全国30〜49歳の男女333名を対象にインターネットで行われた。
住宅購入のきっかけについて質問したところ、「結婚」(17.3%)、「自身の就職・転職・転勤」(17.0%)、「在宅ワークが増えた」(13.6%)が上位に。男女別・年齢別に見ると、30代男性では、「在宅ワーク」が住宅購入のきっかけ第1位となっていることから、コロナ禍に在宅ワークが増えていることから、住環境を見直す人も増えていることが伺える結果となった。
次に、住宅購入の際に不安に感じることを聞いたところ、「無理なく住宅ローン返済できるか」(42.4%)が最多に。次いで「将来の収入や支出の見通しが立たない」(30.6%)、「最適な住宅事業者の選定ができるか」(24.8%)と続いた。
また、住宅事業者を選ぶ際の決め手を聞くと、「住宅ローン選択の助言」(40.0%)、「税制優遇などの活用の助言」(38.2%)、「住宅購入・家づくりの進め方の説明」(35.2%)が上位に。こうした住宅購入に関する相談やローンの申し込みをする際は、従来では対面や電話で行うのが一般的であったが、コロナ禍では、「メール」(32.7%)や「LINE等のチャット」(29.4%)を希望する人が6割を超えた。