ソフトバンクは3月31日、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS zero6」をAndroid 12に更新するOSアップデートの配信を開始した。
Android 12へのOSアップデートと同時に、まれに通話履歴が更新されなくなる場合がある事象の改善、セキュリティの向上が行われる。更新時間は最大30分程度。更新後のソフトウェアバージョンは、ビルド番号「S1004」となる。
Android 12へのOSアップデートに伴う変更内容については製造元であるシャープのWebサイトで紹介されており、以下のような機能強化が行われる。
Smart home HUBへの対応
シャープ製スマート家電をスマホから操作できる「Smart home HUB」を利用できるようになる。
デザイン刷新
ロック画面の大きな時計表示や新しい通知パネルなど、Android 12の特徴的で使いやすいユーザーインタフェースが適用される。なお、Android 12のデザインの特徴のひとつであるダイナミックカラーについては今回は採用されず、今後の対応を予定しているとのこと。
プライバシーの強化
アプリがマイクやカメラを使用しているときに、画面上部の通知バーにアイコンが表示されるようになる。また、アプリから位置情報を求められた場合に、正確な位置情報ではなくおおよその位置情報を提供するような設定が行えるようになる。
ユーザビリティの向上
画面に表示されているよりも広い範囲のスクリーンショットを撮れるスクロールスクリーンショットを利用できるようになる。また、暗い部屋などで画面の明るさを最低にしてもまだまぶしいときなどに、明るさをさらに一段下げる「ユーザー補助」→「さらに輝度を下げる」設定が利用できるようになる。