先月の話になるが、いつも取材でお世話になっていた秋葉原の「G-Tune : Garage 秋葉原店」が閉店となり、ちょっと寂しい思いをしていた今日この頃。マウスコンピューターが今度は新宿に新店をオープン予定と知り、これは見に行かねばと楽しみにしていたのだが、その新店舗「マウスコンピューター新宿ダイレクトショップ」が3月30日に無事オープンした。
というわけで、さっそく様子を見に行ってきたので、お店の中身をレポートしたい。オープン記念特価品も多くそろえていたので、一緒に紹介しよう。なお、お店の場所は新宿駅から歩いてすぐ、西口の家電量販店が集まっているあたり、「新宿郵便局のすぐ前」と言った方が分かりやすいかもしれない。
店内にはマウスコンピューターのスタンダードPCブランド「mouse」のデスクトップ&ノートはもちろん、ゲーマー向けの「G-Tune」やクリエイター向けの「「DAIV」、さらにはビジネス向けの「MousePro」まで展示しており、気になる製品には直接触れて試すこともできるようになっている。
なお、新店舗の店長には秋葉原ダイレクトショップの谷萩店長が移籍、「入りやすいお店をつくっていきたいです」と意気込みを話してくれた。マウスコンピューターはオンライン販売が主力で、多種多様な製品を取り扱うが、お客に寄り添えるスタッフが居るという実店舗のメリットを活かし、「それぞれのお客様が、自分にぴったりなパソコンをお選びできるようなお店を目指していきます」とのこと。
そして気になるオープン記念特価品。台数限定、売り切れ御免、1人1台までとなるがコスパモデルから高性能なゲーミングPCまで、普段よりお得な価格で提供中だ。こちらのオンライン広告でもいくつか公開されているのでチェックしてみて欲しい。
そして店内には、マウスコンピューターの小松永門社長の姿も。同社の実店舗は、東京では秋葉原を中心に展開している印象があったが、今回、新宿に出店した意図を伺うと、「以前までの弊社のお客様は、どちらかと言えばパソコンに詳しい、パソコンが好きという方が多かったのですが、おかげさまで今はもっと幅広い方に注目していただいています。新宿は多くの人が行き交う、とても大きなターミナル駅ですし、通勤通学のついでに寄っていただきやすくもなる場所。そういった幅広い方にマウスコンピューターの製品に実際に触れて、見て欲しいと考え、新宿に店舗を出すことにしました」という。
小松社長はかねてより、製品の企画開発に活かすためにも、「お客様の生の声がえられる」ことを店舗展開の意義のひとつとして話しており、今回の新宿店でも「多くのお客様の貴重な声をお聞かせいただけると期待している」と話していた。新宿はオフィス街としての側面も強く、新店ではMouseProの取り扱いも充実している。企業ユーザーの現場の声が聞けるという期待もあるのだと思われる。
「新宿店は明るく、入りやすいお店を目指します。わかりやすく製品を展示して、なにより良い接客を目標にしたい。絶妙のタイミングでお客様を"すっとサポート"し、ニーズにお応えできるような、きちんとした接客を目標に頑張っていきます。ぜひ、みなさんに気軽に足を運んでいただきたいです」(小松社長)