女優の沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 Season21』(毎週木曜20:00~)第17話拡大スペシャルがきょう31日に放送される。
第17話は、ある小さな町で山の斜面から転がり落ちて息絶えた厚労省・医系技官の男の遺体が発見されるところからスタート。榊マリコ(沢口)らが現場に駆け付けるが、藤倉刑事部長(金田明夫)から、遺体の解剖は町の診療所の先生に行ってもらうよう指示が。マリコは、過疎化の進んだ町に法医認定医を持つ医師がいることに驚く。
しかし、その法医認定医の資格を5年前に取得したという椿木陽(藤井隆)は自信がないと渋る。村人たちから背中を押されて請け負うことになるが、実はこの町には産廃処分場誘致の計画が。椿木の働く町で唯一の診察所が処分場の予定地となっているが、男の死と関係があるのか。
やがて、土門刑事(内藤剛志)らの聞き込みで、町おこしの一環で「ジビエ料理」を有名にしようという動きが判明。そこでマリコと土門が“夫婦”を装って潜入捜査することになり、“どもマリ”コンビがシリーズ史上もっとも接近することに。マリコがジビエ料理に舌鼓を打ちつつ、事件の真相に迫る。
大の“マリコフリーク”としても知られている藤井。過疎化の進む町で働く唯一の医師であり、気弱ながら村人たちから全幅の信頼を寄せられる謎めいた椿木をひょうひょうと演じる。また『仮面ライダー剣』(04年~05年)に子役として出演するなど、長きにわたる女優活動で実力を磨いてきた梶原ひかりが、椿木の診療所で働く看護師・逸希を熱演。町でたったひとりの僧侶だった実父を突然の病で亡くした後悔の念を抱き続けるキャラクターをミステリアスに体現する。
そして31日(19:00)には、シリーズ史上2回目となるライブイベントがテレビ朝日LINE公式アカウント、TELASA、ABEMA、YouTubeテレビ朝日チャンネルで配信される。沢口、内藤のほか、若村麻由美、風間トオル、斉藤暁、渡部秀、山本ひかる、石井一彰というお馴染みのメンバーが一堂に会し、視聴者からの質問に答えていく。さらにそれぞれの初登場シーンの振り返りや、印象に残ったシーンの発表も。撮影ウラ話などのクロストークにも注目だ。