お笑いコンビ・スーパーマラドーナの武智が29日、YouTubeチャンネル『ニューヨーク Official Channel』に出演。動画「【スーパーマラドーナ】コラボトーク 武智さんにM1の話聞いたら怖くなってきたよ」内で、“M-1の亡霊”になった理由を語った。

スーパーマラドーナ・武智

2015年から2018年にかけて4年連続で「M-1グランプリ」(以下、「M-1」)ファイナリストとなった実績を持ち、出場時は最大7キロ痩せるなどストイックな姿勢で知られていた武智。今でも「M-1」シーズンにはそれ用のネタを数本作るなど、同大会への熱い姿勢は変わっていないようだ。

すると、屋敷裕政が「漫才師としてブクブクでもいいじゃないですか?」と、体型に変化が起きていないことに言及。これに対し、武智が「終わり方が良くなかったのかな」と、スーパーマラドーナにとってラストイヤーとなった2018年の同大会について語り始める。

決勝には進出したものの、「1年間いろんな仕事で正直追い込まれてて、決勝のネタが自分の中で消化不良で」「こうなるやろなとは思ってたんすよ」と、7位で終了となった結末も事前に予想していたと回顧。

そして「99%ダメやろなと思いながらやって、1%に賭けてたんやけど、99%のほうに軍配が上がって」「それがね、すごいモヤモヤして」「『M-1』が大好きで4年連続で決勝に行って、最後の集大成、有終の美を飾る場所で、すごいもちゃもちゃっと消化不良で終わっちゃって、挙げ句に大炎上もして」などと当時の心境を明かす。

その結果、「自分の中で死んじゃった『M-1』って……死んでないことになってるというか」と武智が今の状態について話すと、屋敷が「幽霊や! マジで亡霊!」とその状態を比喩。これを受け、武智が「自分が死んだと気づいてない」「(ネタを)作らな、作らな」「出な、出な(みたいな)」と幽霊のように話し、笑いを誘いながら、「関西では“『M-1』おじさん”って言われたりとか、“『M-1』の亡霊”って言われてるのはそういうところから来てる」と説明すると、ニューヨークの二人は「とんでもない話だ」「怖い」と驚くばかりだった。