フードテックラボは3月29日、「おうち焼肉」に関する調査結果を発表した。同調査は11月22日~29日、20代以上の全国男女554名を対象に、インターネットで実施した。

  • おうち焼肉の際のこだわり

自宅で焼肉をする際のこだわりについて尋ねたところ、最も多い回答は「新鮮で安心なお肉を買うようにしている」(85.9%)だった。「肉は国産であることや肉の品種」「部位ごとの選び方」と回答した人も7割以上見られた。

家で焼肉をする際に困ることや不満について聞くと、「煙や臭いなどが気になる」(84.9%)、「後片付けが大変」(80.8%)が多かった。69.0%は、「良質な肉を買っても肉の焼き方などの違いで店の味に近づかない」と答えている。

  • おうち焼肉の際に困ることや不満

焼肉で好きな肉の部位や種類を尋ねると、上位には豚肉や鶏肉をおさえて、牛肉の部位が並んだ。「牛カルビ」(82.5%)が最も多く、「牛ロース」(73.6%)、「牛タン」(69.7%)という順となっている。性年代別でみると、「牛カルビ」は40代男性が9割超え、「牛ロース」は40代男性と60代以上の男女が8割超え、「牛タン」は30代男性と40代女性が8割を超えた。

  • 焼肉で好きな肉の部位や種類

使ってみたい焼肉のたれの味を聞くと、最も多い回答は「しょうゆベースのたれ」(70.9%)だった。次いで、「塩だれ」(60.1%)、「和風だれ(だしポン酢など)」(57.8%)の順になっている。「ヤンニョムだれ」は、性年代で差が開き、60代以上の男性が10.7%に対し、30代男性は53.6%、20代女性は50.0%だった。60代以上の男性と約40pt差がでる結果となっている。

  • 使ってみたい焼肉のたれの味

焼肉に合わせたいと思う薬味を尋ねたところ、「すりおろし本わさび」(70.6%)が最も多かった。次いで、「レモン」(68.2%)、「岩塩」(62.6%)の順となっている。性年代別でみると、「すりおろし本わさび」は30代男性が8割超え、「レモン」は20代女性と50代女性が8割超え、「岩塩」は40代男女が7割を超えた。

  • 焼肉に合わせたいと思う薬味