ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームは3月30日、、同社がプラットフォームを提供するMVNO業者のNTTドコモ回線において、NTTドコモの「危険SMS拒否設定」機能を3月24日より提供開始したと発表した。

  • 危険SMS拒否設定の概念図

    危険SMS拒否設定の概念図(NTTドコモWebサイトより)

危険SMS拒否設定は、危険なURLが含まれるなどの理由でNTTドコモにより「フィッシングSMS」であると判定されたSMSを自動的に受信拒否するサービス。NTTドコモが3月24日にこの機能の提供を開始しており、OCN モバイル ONE/LINEモバイル/IIJmioといったMVNOも対応を発表していた。

今回のソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームの対応発表により、同社がプラットフォームを提供するMVNOにおいても順次この機能が利用可能になる。ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームのWebサイトでは導入事例としてNUROモバイル/0SIM/Prepaid LTE SIM/エスモビSIM/ロケットモバイルの名前が挙がっており、これらのMVNO事業者が同社のプラットフォームを利用していると思われる。

危険SMS拒否設定は、原則として対応するサービスの全ユーザーに対して自動で適用される。ただし、提供開始時点で「SMS拒否設定」において「SMS一括拒否」「個別番号受信」が設定されている場合は危険SMS拒否設定は自動適用されず、設定内容が維持される。