大和ネクスト銀行は3月29日、「ビジネスパーソンの心身の健康に関する意識と実態調査」の結果を発表した。調査は2月18日~19日、全国の20歳~59歳のビジネスパーソンを対象にインターネットで行われ、1,000名(性年代均等割付)の有効サンプルを集計した。
どのようなことで仕事に対するモチベーションが上がるかを聞いたところ、「感謝される」(38.0%)が1位に。以下、2位「適正な評価を受ける」(35.6%)、3位「頼りにされる」(32.5%)、4位「褒められる」(30.4%)、5位「やりたい仕事に取り組める」「快適な環境で仕事ができる」(いずれも28.5%)が上位に。
男女別にみると、女性は「感謝される」(45.0%)が1位だったが、男性は「適正な評価を受ける」(33.2%)が最も多く、男性はより、実績や能力に見合う評価を受けることで仕事への意欲がアップする人が多いことが伺えた。
次に、テレワークをすることがある人(331名)に、テレワークにおける同僚や上司の振る舞いでストレスを感じることを聞いたところ、「あいまいな指示出し」(25.1%)がダントツの1位に。わからないことを逐一確認しにくいテレワークでは、指示の内容があいまいだとイライラする人が多いよう。
以下、2位「依頼・相談の放置」(16.0%)、3位「さぼっていないかチェック」(14.5%)、4位「オンライン会議で頻繁にフリーズ」(14.2%)、5位「ちょっとしたことでオンライン会議」(13.3%)と続いたほか、「オンライン会議で顔出しを強要」(12.1%)や「早朝や深夜に電話」(10.0%)、「チャットの途中で音信不通」(10.0%)、「オンライン会議での映り込みに嫌な顔(家族やペットの映り込み)」(8.5%)といった項目も上位にランクインした。
また、同僚から言われて仕事のモチベーションが上がったセリフを教えてもらったところ、「ありがとう」(119名)が突出して高く、次いで、2位「すごいね」(62名)、3位「さすがだね」(55名)という結果に。
さらに、仕事を無茶ぶりする上司に言えたらスカッとするセリフでは、「あなたがやってください」(245名)だ断トツの1位に。以下、2位「無理です・出来ません」(69名)、3位「嫌です・やりたくありません」(21名)となった。