白いまんまるの身体とつぶらな瞳……。誰もが納得する圧倒的な可愛らしさで熱視線を浴びている鳥がいるのをご存じでしょうか。
それが、北海道に住む日本最小級の野鳥「シマエナガ」。つぶらな瞳に真っ白なモフモフとした様子は、その愛くるしさから「雪の妖精」とも呼ばれています。
シマエナガの魅力を紹介するツイッターアカウント「ぼく、シマエナガ。(@daily_simaenaga)」を運営する北海道札幌市在住の写真家・やなぎさわごうさんがシェアした、“可愛いおにぎりとおにぎりみたいな鳥”に反響が集まっています。
このアカウントは、可愛いおにぎりと、おにぎりみたいな鳥を紹介しています。平和だね(・▴・)(@daily_simaenagaより引用)
本物のシマエナガをマルで囲んだ“解答編”がこちら。あなたは見分けられましたか?
このツイートに対し、リプライや引用リツイートでは「可愛くて……食べられない……」「反則級の可愛さ」「ほぼリーゼントなの笑う」「こんなカワイイ鳥が居るんだ」など、その可愛らしさと遊び心を称賛するコメントが続出。
お弁当箱を開けてこんなおにぎりが入っていたら、幸福の笑みが顔いっぱいに広がりそうですよね。もちろん、本物のシマエナガも胸キュンの可愛らしさ。
SNSなどでブレイクし、写真集やさまざまなグッズが出るなど、近年一気に認知度が高まったシマエナガの魅力とは? このツイートをした写真家のやなぎさわごうさんにうかがいました。
シマエナガの魅力、投稿者に聞いてみた
――シマエナガの写真を撮り続けられていますが、シマエナガの魅力は?
なんといっても誰が見ても可愛い点です。白くふわふわの身体につぶらな瞳。その存在を疑うほどの可愛さは他の野鳥とはくらべものにならないと思います。
幻の鳥ではなく北海道ならどこにでもいるポピュラーな鳥の一種ですが、身体が小さい上に数もそんなに多くないので、鳴き声や移動ルートを把握していないとなかなか会えません。会えたとしても、日本最小級の身体かつ素早い動きで撮影が難しいです。
一番可愛い正面顔を撮りたいところですが、対象との距離感やタイミングなどに気を付けないと難しい。遭遇から撮影まで、そこそこ難易度が高いところがハマった要因の1つだと思います。
――シマエナガのようなおにぎりを作り始めたきっかけは?
シマエナガの魅力を伝えるためには写真だけでは十分ではないと考え、シマエナガをモチーフとしたスイーツや料理も作るようになりました。おにぎりはその取り組みのなかのひとつで、皆さんに良い反応をいただけたのでシリーズ化しています。
あまりの可愛らしさから、「飼いたい!」という声も多いシマエナガ。残念ながら、シマエナガは鳥獣保護法で保護されているため、個人で飼うことはできません。なかなか会えないシマエナガの魅力に気軽にふれるには、ぜひ「ぼく、シマエナガ。(@daily_simaenaga)」をチェックしてみてください。
このアカウントは、可愛いおにぎりと、おにぎりみたいな鳥を紹介しています。平和だね(・▴・) pic.twitter.com/YgWFxnfw0I
— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) March 21, 2022
本物のシマエナガを赤丸で囲いました。
— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) March 22, 2022
見分けるの難しいね(・▴・) https://t.co/F4t9aYAdcK pic.twitter.com/43J3aZKSv4
極限まで膨らんだシマエナガと遭遇しました。こんなにぷくぷくまん丸のは初めて。“空飛ぶ豆大福”の異名はだてじゃない。 pic.twitter.com/fp5ybMqKlz
— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) March 13, 2022