キヤノンITソリューションズは3月29日、Web会議に参加しながら常時顔認証を行うことができる機能を搭載したクラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」の新バージョンの提供を開始した。
「テレワークサポーター」は、キヤノンの顔認証技術により、勤務者以外の第三者によるPC画面の「のぞき込み」などを検出し、情報漏洩リスクを抑止するとともに、テレワークの勤務時間を可視化するソリューション。
従来のバージョンは、Web会議システムでカメラを利用する際にPCのカメラを切り替える必要があり、ユーザーから改善要望を受けていたという。
そこで新バージョンでは、Web会議システムと「テレワークサポーター」でPCのカメラを同時利用可能な機能が追加した。これにより、Web会議中も「のぞき込み」などの検出や在席確認による勤務時間の記録が可能となり、セキュリティ面や長時間労働のリスクを低減するという。
「テレワークサポーター」の5ユーザーの年間ライセンスは、利用料が12万円、初期費用が2万円。