Netflixが全世界独占配信するオリジナルアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」シーズン2の配信開始日が5月23日に決定。最新予告編とキービジュアルが公開された。

  • 攻殻機動隊 SAC_2045

    「攻殻機動隊 SAC_2045」キービジュアル
    (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

“サスティナブル・ウォー”へと突入した2045年に舞台を移した、「攻殻」シリーズ初のフル3DCGアニメ作品。「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズを手掛けた神山健治氏と、「APPLESEED」シリーズを手掛けた荒牧伸志氏によるダブル監督体制、Production I.GとSOLA DIGITAL ARTSの共同制作によるアニメーションシリーズとして、Netflixでシーズン1が配信中だ。

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    (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

3月27日に開催されたAnimeJapan 2022 ネトフリアニメ スペシャルステージにて、シーズン2の配信開始日が発表。あわせてシーズン2のエンディングテーマと本編映像を使った最新予告編、キャラクターデザインを手がけるイリヤ・クブシノブによるキービジュアルが公開された。

予告編では、ポスト・ヒューマンの出自に迫るセリフと、“N”という謎のワードとともに、主人公・草薙素子たち公安9課とシマムラタカシらポスト・ヒューマンを巡る壮絶な戦い、ドラマが垣間見られる映像になっている。

予告編に使われている楽曲は、常田大希率いるmillennium parade(ミレニアムパレード)によるエンディングテーマ「No Time to Cast Anchor」の初出し音源。さらに、菅野よう子による劇伴音楽のボーカルを担当したScott Matthewと、戸田信子×陣内一真による挿入歌「Don’t Break Me Down」も使われている。

キービジュアルには公安9課の草薙素子、バトー、トグサ、新メンバーである江崎プリンとともに、ジョン・スミス、ポスト・ヒューマンであるシマムラタカシ、ミズカネスズカが描かれ、シーズン2における物語のクライマックスを予感させるものになっている。

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    (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

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    (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

脚本は、シリーズ構成を務める神山健治のほか、アニメ『ULTRAMAN』の脚本も手掛ける檜垣亮、砂山蔵澄、土城温美、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの脚本を手掛けた佐藤大らがシーズン1に引き続き参加。

また、本作のキャラクターのモーションキャプチャを務めたモーションアクターとして、草薙素子を川渕かおり、荒巻大輔とイシカワを、ジョン・スミス役のキャストも務める曽世海司、バトーを笠原紳司、トグサを岡田地平、サイトーを武井秀哲、江崎プリンを山城屋理紗がシーズン1に引き続き担当する。

「攻殻機動隊 SAC_2045」のあらすじ

2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争「サスティナブル・ウォー」へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。

電脳社会に突如出現した新人類“ポスト・ヒューマン”による電脳犯罪を阻止すべく、総理の密命により再び組織される公安9課。日本においてポスト・ヒューマンに覚醒したとされるシマムラタカシの捜索中に失踪したトグサを追い、全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課は、先の大戦で廃墟と化した東京へと向かう。

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    (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

そこで草薙たちを待ち受けていたのは、自らを「N」と名乗る難民集団と、強襲するアメリカの特殊部隊だった。奪取された原子力潜水艦による核大戦の危機が迫るなか、公安9課、アメリカ、ポスト・ヒューマンによる三つ巴の戦闘が激化していく――。

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    (C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会