俳優の内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長season6』(4月14日スタート毎週木曜20:00~)に、新たなレギュラーメンバーとして猫の豆太郎演じる謎の子猫が加入する。

内藤剛志と豆太郎=テレビ朝日提供

2012年7月に『土曜ワイド劇場』からスタートし、2016年4月クールの「木曜ミステリー」枠で連続ドラマとなった『警視庁・捜査一課長』。警視庁の花形部署で、400人以上の精鋭刑事が所属する捜査一課を舞台に、ヒラ刑事から這い上がってきたノンキャリアの“叩き上げ”大岩純一捜査一課長(内藤)が、信頼する部下たちと共に一歩一歩地道な捜査を重ねる“等身大のヒーロー”を描く。10周年というメモリアルイヤーである今年は、“一課長魂”をあますところなく注ぎ込んだシリーズの集大成となる作品を届ける。

そんな節目を記念してレギュラー入りする豆太郎は、大岩の愛猫・ビビを演じるスコティッシュフォールドの黒豆が所属する事務所の後輩猫。立ち耳の黒豆とはちがって、折れ耳が特長の豆太郎は、生後7カ月でのドラマデビューとなる。

演じるのは、大岩の前に現れる謎の子猫。役名やキャラクター設定はベールに包まれているが、一課長に大きく関わっていく役どころだという。内藤との初対面となったポスター撮影では、カメラマンによる撮影は初めてにもかかわらず、堂々たるたたずまいで新人とは思えない貫録を醸し出していた。

内藤は「大型新人とは、まさに彼のことじゃないでしょうか! 初めてのポスター撮影でも落ち着いていて大物感が漂っていましたね。いちおう僕のほうが業界の先輩なので、撮影前に彼が挨拶に来てくれましたが、いきなり僕に顔を近づけてなれなれしいぐらいでした(笑)。でも、とにかくイケメンで、すごくいい顔をしていますね。先輩であるビビ役・黒豆から続く伝統なのか、とても品があって、この子の姿ならずーっと眺めていられる感じがしますね」と豆太郎の印象を語る。

さらに期待することとして「豆太郎にはヒントはともかくとして、さらに面白い展開を生み出すような新しい役割として参加してもらいたいですね。床嶋佳子さん演じる妻・小春のネコ語解析能力がぐんと上がって、豆太郎と2人で『これは主人にはナイショよ!』みたいな秘密のやりとりが生まれても楽しいですし、彼をめぐって夫婦ゲンカが起きても面白いかもしれません!」と想像をふくらませる。そして「10周年だからこそ、こんな斬新なキャスティングがあっていいと思いますし、10周年だからこそ、思い切った発想で仕掛けていくことも大切なのではないでしょうか。すごく“いい人”……じゃなかった(笑)、“いいヤツ”が加わってくれたなと感じています」と新加入を喜んだ。