中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店 2時間SP』が、きょう29日に放送。ゲストに、梅沢富美男、アンミカ、中岡創一(ロッチ)、綾小路翔、白石麻衣、高岸宏行(ティモンディ)が出演する。

  • 福岡の62歳店主=中京テレビ提供

番組開始から記念すべき100軒目として紹介するのは、創業40年になる福岡県の定食屋。この店の人気メニュー「唐揚げ丼」は、1個約80gの大きな唐揚げを、およそ450gものごはんの上にたっぷり5個積み上げた大ボリュームにもかかわらず、たったの580円。その量の多さに女子学生が思わず「ばりでかくね?」と笑ってしまうほどだが、残さず完食し、「美味しかったです」と味にも大満足だ。

男性店主は23歳の若さで店をオープンし、現在62歳でも筋肉隆々。厨房からは「押忍! パワー!」とエネルギッシュな掛け声が聞こえてくる。そんな店主からパワーをもらっていると話す客も多く、食器を返却するときに客と店主が握手をするのが恒例だ。

名前のインパクト大の「パワー定食」(730円)は、その名の通り、鶏もも肉2枚約550gに自家製うどんがついてくる、スタミナ満点メニューだった。

宮城県名取市のアットホームな雰囲気で愛される定食屋の看板メニューは「たこ焼き」。塩ダレ・にんにく醤・ソースの3種類のバリエーションが楽しめ、18個入りでたったの500円だ。

豚ロース肉約200gを使用した「トンカツ定食」も同じく500円とリーズナブル。しかもどのメニューもコーヒーが飲み放題のサービスぶりで、「ワンコインでたらふく食べられる」と客は大満足。

62歳の店主は、ガハハと豪快に笑う陽気な男性。「寒いの嫌いなんだよね」と言いながらも、最低気温マイナス0.1℃の極寒の中をタンクトップで過ごす。元々は半袖の服を着ていたが袖が邪魔になり、気が付けば10年ほど前からこのスタイルなのだという。

そんな店主は、ある女性歌手の大ファンで、スタッフと一緒に福島県まで片道2時間、ライブに行くことに。店主が「やっぱり神様ですよ」と語るほどの女性歌手とは…。

これまで2度にわたって放送してきた、地元の人々から愛される埼玉・滑川町のそば店「茂三郎」。思いがけず“36番”として弟子入りすることになった番組ADが、店主から「俺超えちゃってるんじゃねえの?」と言われるほどの驚きの成長を見せ、2人の師弟愛あふれる触れ合いが大きな反響を呼んだ。さらには、はるばる兵庫から妻子を残して弟子入りした“40番”の男性に、店主もそば作りのいろはを惜しみなく教えていった。

番組ADが再び店を訪れると、元気に出迎えてくれたのは40番弟子の男性。素人ながら真面目な人柄だということもあり、新たに入ってくる弟子を指導するほどの成長ぶりを遂げていた。

そば店にとって最大イベントである大みそか。前日の夜から弟子も総出で年越しそばを準備し、番組ADも夜通しお手伝い。そば切り役として240人前ものそばを切る。なんとか大みそかの営業を終えたその日は“40番”の誕生日。兵庫から駆けつけた家族も交えてお店でお祝いをする。

そして年が明けた2022年、茂三郎と“40番”の男性に新たな展開が――。