ケンコー・トキナーは、天体写真撮影用ポータブル赤道儀の新製品「ケンコースカイメモSW」と、専用微動雲台・三脚を発表した。いずれも4月1日から発売を予定しており、メーカー希望小売価格はスカイメモSWが66,000円、 専用微動雲台が16,500円、 専用三脚が18,700円。

  • 「スカイメモSW」

スカイメモSWは、Wi-Fi機能を新しく搭載してスマートフォンからの操作に対応した赤道儀の新モデル。北極星の位置をスマートフォンから確認でき、よりかんたんな極軸合わせが可能。天体撮影の初心者や上級者のサブ機材として向くとしている。なお、本体には明視野照明装置付きの極軸望遠鏡も内蔵する。

電源には 単3形アルカリ乾電池4本を使用し、約36時間の連続使用が可能。追尾モードには「恒星モード」など5つを内蔵して星のほかに月食や日食の撮影にも活用でき、星景写真の撮影に向く「0.5倍速追尾モード」も内蔵する。

また、精密な角度調節を行える専用微動雲台と三脚もあわせて発売する。微動雲台はU3/8カメラネジ仕様で、水準器も搭載。0~70度の範囲で角度調節を行える。

  • 専用微動雲台

  • 三脚