小さいころ、親が大切にしていたものを壊してしまったという経験はありませんか? 筆者はどうにかして気づかれないように必死に逃げ道を探していました。

夕イガーさん(@107tiger)の娘さんも同じような境遇になってしまったそうですが、その時のやりとりがとっても癒されるので、ご紹介します。

夜勤中、下の娘からLINEが来ました
このまま嘘をつかない正直な子に育って欲しいと思います(@107tigerより引用)

  • @107tiger

プラモデルの左手が取れてしまったことを、お父さんであるタイガーさんに正直に話して謝る娘さん。しかも取れた理由がほこり掃除をしていたからだそうです。自分の身の周りだけでなく、お父さんのパソコン周りも掃除してくれるなんて、とても優しい娘さんですね。

さらにLINEでは「ガンだム」と書かれていますが、ジムというキャラクターであること、取れたのは右手であること、取れていない方の手にお手紙を握らせていることなど、ほっこり要素がたくさんでこちらも幸せな気分になります。

ツイート欄には「可愛い優しい癒し」「言いにくくて手紙に残したのに白状してしまってるのが可愛らしい」「めちゃめちゃ、ええ娘やないですか」「素直でいい娘さん! ほっこりさせていただきました」など、娘さんの可愛らしさに癒されたという声が多く寄せられています。

また、「お父さんの対応が満点だわね」「そういう子に育ててるご両親がとても良いなって感じちゃうな」「優しく掃除してくれてありがとうというお言葉、お父さんも素敵です」といったお父さんであるタイガーさんの対応も素敵だというコメントも。

タイガーさんと娘さんのその後のやり取りも気になりますね。娘さんの普段の様子なども一緒に伺ってみました。

――差し支えなければ、娘さんの年齢を教えていただけますでしょうか。

タイガーさん:娘は4月から小学4年生です。

――帰宅されてから、娘さんとこのこと(プラモデルを壊してしまったこと)について何かお話はされましたか?

タイガーさん:実はこのプラモデルはまだ仮組みしただけの制作途中のもので、簡単にスポっと腕が抜けたりするので、壊れてる訳ではないんです。そもそも、作り掛けのプラモをリビングに置きっぱなしの自分が悪い訳なので、逆にゴメンネと謝りました。

――タイガーさんから見て、娘さんは普段どんなお子さんですか?

タイガーさん:普段の娘は、任天堂Switchが大好きで友達と通信プレイなどして遊んでます。自分とも良く話しますし、たまにお風呂も一緒に入ります。

――今回のツイートが話題になっていることについて、率直な感想を教えていただけますでしょうか。

タイガーさん:今回の件で思う事は、たくさんの方に関心を持ってもらい嬉しく思うのと、このたくさんの関心が戦禍に巻き込まれているウクライナの子供達に向いてくれるともっと嬉しいと思いました。


子どもの頃、大人の物を壊してしまったときは怒られたらどうしようと不安でした。しかし、大人になってみると壊されたショックよりも、子どもが正直に話してくれたことの方が嬉しかったりするんですよね。そのためにも言いやすい環境をつくることが大切だと感じました。今回のタイガーさんの対応、見習わせていただきます!