息子の妊娠がわかったのは春の終わりの頃でした。その頃、私はフラを習っていて、なんと半月後には発表会。悩みに悩みましたが、フラの先生とも相談して、出場することにしました。そして、先生から素敵な提案が!フラを踊るときに首にかけるレイをご存知でしょうか?あれは花や葉っぱ、貝殻などを曲の内容に合わせて輪に編んでいくのですが(トップの写真はそのときに作った森の草花と貝殻を使った手作りのレイです。)、妊婦さんは赤ちゃんが苦しくないようにとの願いをこめて、輪ではなく1ヵ所開いた状態のものを首にかけるのです。先生が特別に作ってくださったそのレイを私は首にかけ、爽やかな風と青空のもと、赤ちゃんが私と共にいるんだ、というとても幸せな気持ちで踊ることができました。
フラは、ゆったりした音楽に合わせて、風や花など自然や愛を表す手話と笑顔で踊ることが多いので、私自身いつも踊るときは幸せでした。なので、きっとおなかの赤ちゃんも気持ちいいんじゃないかしら、と体調に無理のない範囲で、その後もレッスンに通いました。気のせいか踊っているときは、おなかの赤ちゃんもくるくるとよく動いていた気がします。フラの音楽は、出産時も病室で聞きながらリラックスしたり、今はレッスンには通えませんが、時々娘を抱きながら(いい運動です!(笑))家で踊ると、娘もにこにこ、とても幸せな気持ちになります。