27日に開局したBSJapanextのクイズ番組『パネルクイズ アタック25Next』(毎週日曜13:00~)で出題を担当する沢木美佳子が、生放送後に興奮を語った。
地上波時代の1999年から10年間にわたり担当し、13年ぶりに『アタック25』の出場者に“問題を差し上げる”ことになった沢木。昨年9月に番組が46年の歴史に幕を閉じた際は「やっぱりとても残念な気持ちがありました」というが、「みなさんの“アタック愛”とか、その後の『終わってしまうのは寂しい』というようなつぶやきをたくさん拝見して、『アタック』を愛してくださった方、およびクイズファンの方の思いとBSJapanextさんの思いが重なって、このようなうれしい形でスタートしたのをひしひしと感じました」と心境を語る。
さらに、「人生で開局に立ち会うことはそんなにないと思うんですけど、こけら落としみたいな番組を担当させていただけた光栄があるので、関係者の皆様はもちろんですけど、テレビを見てくださる方、この番組を愛してくださった方々全員にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました」と感謝した。
今回は番組史上初の生放送だったが、そこで問題を読み上げることに、「最初に聞いたとき吐きそうになるくらい緊張しました(笑)」と回想。それでも、「人生にそう何度もない経験ですので、それを楽しまないと。泣いても笑っても同じ1時間だったらやりきることが大事かなと思いまして、その意気込みで今日は担当させていただきました。練習は普段の10倍くらいはしたかもしれませんなんて、冗談ですけど(笑)、とっても光栄な瞬間を噛み締めて1問1問読ませていただきました」と感激の様子。
初回の戦いを振り返り、「児玉(清)さんが“慎重かつ大胆に”とよくおっしゃっていましたが、クイズの猛者だからこそ臆することなくボタンが押せたんだなと。その結果、残念ながら(不正解で)立ちが乱立してしまったんですけど、それも含めて人生の悲喜こもごもなドラマチックな戦いが皆さんに提供できたのではないかと思って、面白い回だったと思いますね」と手応えを語った。
自身が担当した時期は児玉清さんが司会だったが、現司会者の谷原章介とタッグを組んで、「おふたりともすごくジェントルマンで、親切丁寧で出場者にすごく優しいなと思いました。そのあたりは継承されてるなと思います」と分析。
そして、「今日ご覧になって、観るのも楽しいでしょうけど、出るのはもっと楽しいかもしれないと感じた方もいらっしゃっると思うんですね。今日から始まった新番組が、また新しい歴史を刻むために、皆さんの参加が大事ですので、ぜひ予選会に臆することなく参加していただきたいなと思います」と呼びかけた。