お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリ、ピースの又吉直樹が27日、東京・よしもと有楽町シアターで行われた「島ぜんぶでおーきな祭presents『有楽町でも沖縄国際映画祭!』」に出席した。

  • ガレッジセールのゴリ(左)とピースの又吉直樹

「島ぜんぶでおーきな 第14回沖縄国際映画祭」のプレイベントとして行われた「有楽町でも沖縄国際映画祭!」では、芥川賞作家でもあり、父親が沖縄県出身の又吉と、沖縄出身で県内で監督としても多数の映画を撮影してきたゴリが出席。本土復帰50周年を迎える沖縄への思いを語るスペシャルトークが行われた。

冒頭、ゴリは「髪サラサラでーす」と伝え、「腕を骨折しておりまして、ドライヤーでセットができないんですよ。サラサラでいかせてもらいます。よろしくお願いします」と説明。又吉は「ボサボサで私はいかせていただきます」と話して笑いを誘った。

2人とも、老後は沖縄に住みたいという思いがあるという。ゴリは「寒いのが苦手。年を取るほど体が弱っていく。躓いて地面に手をついただけで骨を折るんですから。年取っているんですよ」と骨折で老化を実感したと言い、「暖かいところで仕事をしたり。沖縄にいずれは戻るだろうなと、ぼんやり思っています」と話した。

また、ゴリは「気候が大事だと思う」と言い、「先々週、映画の撮影で沖縄に行ったんですけど、ロケバスに乗って1時間半かけて移動する、カメラのセッティングで1時間くらい待つ……移動中もきれいな海や森が見れたり、そういう景色があるから沖縄は心のストレスがない。同じ24時間生活していても、こんなに心が疲れないんだなと思うと長寿の理由がわかる。暖かいとか、きれいな景色は、人の病気を引き起こすストレスを半減させているのかなと感じます」と語った。

2009年にスタートした「沖縄国際映画祭」は、沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典。第12回、第13回はコロナ禍の影響を受け縮小しながらの開催となった。第14回となる今年は、4月16日~17日の2日間、引き続き感染予防対策を重要視し、オンラインコンテンツも交えて開催。本土復帰50周年企画展示も実施する。