FJネクストホールディングスは3月24日、「Z世代ひとり暮らしの生活事情」に関する調査結果を発表した。調査は2月17日~20日、首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)に住む18~26歳の独身・ひとり暮らしの男女400名(男女各200名)を対象にインターネットで行われた。
買い物をした場合の主な支払方法を聞いたところ、「クレジットカード」(55.3%)や「モバイル決済」(24.0%)が主流であることが明らかに。「現金」派は14.8%にとどまった。
また、夕食については「自炊」が75%と占め、1か月あたりの平均的な「食費」は2万2,070円という結果に。そのほか、「通信費」が7,428円、「映画・音楽のサブスク」が2,701円、「ゲームの課金」が7,797円となった。
続いて、いま話題の課金サービスについて聴取したところ、「映画・音楽のサブスク」の利用者は約7割(69.5%)。また、「テレビ番組とネット配信動画、どちらを見ることが多いですか?」と尋ねたところ、「ネット配信動画中心だが、テレビ番組も少し見る」が最も多く24.5%。次いで「ネット配信動画しか見ない」(21.8%)、「テレビ番組もネット配信動画も同じくらい見る」(19.8%)となり、半数近くが“ネット配信中心”であることが明らかに。一方、テレビ番組中心〔「テレビ番組しか見ない」(13.3%)+「テレビ番組中心だが、ネット配信動 画も少し見る」(12.5%)〕という人は4人に1人程度(25.8%)だった。
また、「新聞や書籍などの出版物を読むときは、紙(印刷物)、電子版のどちらが多いですか?」と質問したところ、約4人に3人(74.0%)が新聞を「読まない」と回答。書籍については、約7割(69.3%)が読むが、そのスタイルは「紙」(41.0%)が「電子版」(28.3%)を上回った。
次に、「自身の将来、あるいは仕事のために、資格取得や語学習得などの自己啓発を週に平均して何時間されていますか?」と尋ねたところ、「1時間程度」(25.0%)が最も多く、次いで「3時間程度」(15.0%)、「5時間」(11.3%)という結果に。
また、ひとり暮らしにおける部屋の設備面で希望する物件について聞くと、「Wi-Fi完備」が突出して高く77.3%だった。