お笑いコンビ・千鳥のノブが、日本テレビ系音楽特番『Premium Music 2022』(30日19:00~)で放送される『THE夜もヒッパレ』復活企画に出演することが決まった。

  • ノブ(左)と赤坂泰彦=日本テレビ提供

26日に放送された同局系バラエティ番組『千鳥かまいたちアワー』(毎週土曜23:30~)の冒頭、大悟が「今年イチの朗報です」と切り出し、『THE夜もヒッパレ』復活企画から、『千鳥かまいたちアワー』にオファーがあったことを発表。大悟は「曲紹介を、1曲だけやっていいよというのが、なんと…ノブに来ました!」と明かし、「くそっ! ワシじゃないんや…ワシがこんなにやりたいのに…!」と、ノブのみの出演となったことを悔しがった。

事の発端は、前身番組『千鳥vsかまいたち』で昨年2月に放送した、大悟が提案した企画「赤坂さんが足りない」。『THE夜もヒッパレ』に出演していた、DJ赤坂泰彦のトーク力を生かした軽快な曲紹介が“千鳥・かまいたちに足りないモノ”だと言い、ノブ・山内・濱家とともに赤坂さん風の曲紹介に挑戦した。しかし最後に挑戦した、発案者の大悟が一番赤坂さんになりきれず、この回の放送は終了していた。

その後、番組Twitterで「“リベンジ赤坂さん”企画をやるべきか?」のアンケートを実施。4万票以上の投票の結果、73%が「もう1回見たい!」と回答し、さらには番組を見た赤坂泰彦本人から、「こんな僕を取り上げていただけるとは恐縮です」とメッセージが届くほどの反響となった。

『千鳥かまいたちアワー』でも、昨年12月の放送回で、赤坂泰彦が出演した音楽番組『Music Lovers』(2006年~13年、日本テレビ)に関連した企画を大悟が提案して実践。しかし、今回のオファーはノブへ。それでも、20年ぶりに復活する伝説の音楽番組に出演するノブに、大悟は「マジで成功させよう」と山内、濱家とともに曲紹介の予行練習をすることになった。

今回ノブが『THE夜もヒッパレ』で担当するのは、相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」(95年)の曲紹介。番組の進行台本に沿って動きを確認するが、台本の通りに進行したいノブを尻目に、「ストップ! しょうもないな」(大悟)、「20年ぶりの『ヒッパレ』に出るってなって、あんな曲フリじゃ(相川が)歌えない」(濱家)、「ノれないですね」(山内)と、アレンジを加えだす3人。

『夜もヒッパレ』からの注意事項3か条【歌い出しまでに必ず曲紹介を終えてください】【曲を振った後はすぐにハケてください】【主役は相川七瀬さんです。相川さんのテンションが上がる曲フリをしてください】を守りながら、ノブが曲紹介に挑戦しては、3人が新しいアレンジを提案し、台本とはまったく異なるセリフ、そして動きを加えた曲紹介が誕生した。

「ただのノブのご乱心やん!」「これが全国ネットゴールデンで流れたら、ワシは死ぬど!」「赤坂さんってこんなんやった?」「スタジオが爆発するど!」とノブが狂乱のツッコミを繰り返した、その曲紹介は実践できたのか…。

ノブの曲紹介の模様は、30日21時30分頃放送。次回4月2日の『千鳥かまいたちアワー』では、ノブの『夜もヒッパレ』出演後の検証企画が放送される。