きょう26日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)では、ビョークやスウィーティーなど世界の歌姫のネイルを手がけるアーティスト・Tomoya Nakagawaさんが登場する。
ネイルアーティストに至るまでの経緯を尋ねると、アパレルブランド勤務の後、浮輪ブランドの会社を立ち上げたというNakagawaさん。その理由は、「もともと夏になると変わった浮輪を集めるのが好きで、こういうの欲しい!っていうの売ってないし、『あ、もう(自分で)作ろう』みたいな」とのこと。そこで作った大きな貝殻型の浮輪は、“インスタ映えする”と女性たちから大人気で完売。しかし、その後類似品が多発してしまったという。
「で、なんで漁師にいくのよ?その後」と、Nakagawaさんの人生の岐路が気になって仕方ないマツコ・デラックス。当時、『男はつらいよ』の寅さんの生き方に憧れていたNakagawaさんは、旅行で訪れた和歌山県串本町の紀伊大島に魅力され、調べていくうちに漁師の募集を発見。思うがままに漁師の世界に飛び込んだという。
番組では、当時の漁師仲間の方々にも取材し、串本町の漁港で過ごしたNakagawaさんのルーツを探る。一体、漁師からなぜネイルアーティストにたどり着いたのか。
型破りなのはNakagawaさんの人生だけではなく、作品にも表れている。インスタには多くの作品がアップされており、爪の先から触角のような奇妙な物体が伸びている作品を見たマツコは「うわ! 気持ち悪い!」と言いつつも、「ビョーク好きそう! そりゃビョーク姉さんから(連絡)来るわよ」と、世界の歌姫の目に留まった独特な感性に納得する。
スタジオでは、漁師の経験が生かされているという唯一無二のネイル作品が登場し、マツコが「もうネイルというよりは爪を使った芸術、アートよね」と称賛。早速つけてみると、マツコのモード性が発揮され、Nakagawaさんも「めっちゃ似合う!」と大興奮だ。
立体的で複雑な構造の作品はどうやって作られているのか。その過程も明らかにしていく。