西武鉄道は、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキングオブハリー・ポッター」の2023年開業(予定)に向け、スタジオツアー東京への玄関口となる池袋駅と、最寄り駅の豊島園駅をリニューアルすると発表した。2023年春の完成をめざす。
池袋駅では、英国・ロンドンにある「キングスクロス駅」を参考に、豊島園行がおもに発着する1・2番ホームを改修。フィルム・メイキング(映画製作)の魅力を堪能できるスタジオツアー東京への玄関口としてふさわしい意匠を施す。
豊島園駅では、映画の世界をより身近に感じられるように、ホグワーツ魔法魔術学校への「ホグズミード駅」をほうふつとさせる赤を基調としたホームとし、2020年8月に閉園した「としまえん」で活躍したベンチ・電話ボックス・模型列車を新たなコンセプトに合わせてリメイクして設置する。既存駅舎の駅前広場側に日常と非日常を融合した駅舎を新築し、駅前広場のリニューアルも行う。
池袋駅と豊島園駅のホーム工事は2022年夏から2023年春まで行われる予定。豊島園駅新駅舎の工事は2022年4月から2023年春頃まで、駅前広場の工事は2022年夏から2023年春までを予定している。なお、豊島園駅の既存駅舎など、新駅舎使用開始後の2023年度中に撤去予定とされている。