キヤノンは3月24日、A4フォトスキャナー「imageFORMULA RS40」を発表した。オープン価格で、キヤノンオンラインショップでの価格は52,800円。4月中旬に発売する。
A4サイズまでの文書や名刺、写真、はがきなどをスキャンできる。最大40枚の写真を連続で読み込めるシートフィード型のため、アルバムで管理していた大量のプリント写真のデータ化などに適する。
写真用途を想定したスキャナーならではの特長として、スキャンした画像の解析・最適化を行う「自動写真補正」機能を備える。手動でレタッチする手間もなく、美肌加工、フラッシュ撮影時に生じる赤目補正、長年の保管による色あせの補正を適用した状態でデータ化できる。
また、写真だけでなく、保管場所や管理の手間を取りがちな年賀状のデータ化にも役立つ。はがきの表面・裏面を1枚にまとめて保存する「はがき見開き」モードを搭載しており、宛名なども見やすい状態で残しておける。
imageFORMULA RS40の主な仕様は下記のとおり。
- 対応原稿(写真):L判、2L判、KG、インスタント写真、六切
- 対応原稿(普通紙):幅50.8~216mm、長さ54~356mm、紙厚0.04~0.25mm
- 対応原稿(名刺):幅50~55mm、長さ85~91mm、紙厚0.15~0.3mm
- 対応原稿(カード):幅54.0mm、長さ86.0mm(エンボスのあるカードも可)
- 最大トレー積載量:L判/2L判写真などは40枚、A4用紙は60枚
- 光学解像度:600dpi
- 読取速度:300dpiで30枚/分、600dpiで8枚/分(L判片面)
- 対応OS:Windows 8.1以降、macOS 10.15以降
- 消費電力:動作時19W、スリープ時1.4W、電源オフ時0.1W
- サイズ:約291(W)×382(H)×600(D)mm(使用時)/約291(W)×245(H)×250(D)mm(収納時)
- 重量:約3.0kg