息子の妊娠がわかって、最初に、涙してしまったのは心音を聴いたときでした。どくん!どくん!と力強い音を聴かせてもらい、ああ!生きているんだ。私の体の中に生命が宿ったんだと、しばらく家に帰ってもそのときの心音とエコーの写真を眺めながらひとり幸せな気持ちになり、夫にも興奮して話したことを思い出します。
しかし、その後妊娠初期は健診の回数が月に1度なので、次の健診までの間がとても長くて、無事に生きているのかな。成長しているかな。ほんとに妊娠しているのかな?と自分ではほとんどわからないので、健診の日をいつも待ちわびていました。ですから、赤ちゃんがいることを自分で実感できる「胎動」を早く感じたい!とずっと思っていました。