アッテルは3月24日、「上司ガチャ」に関する実態調査の結果を発表した。調査は3月7日~14日、正社員として働く男女452名を対象にインターネットで行われた。

  • 上司ガチャにはずれたと感じた上司の特徴

    上司ガチャにはずれたと感じた上司の特徴

「現在もしくは過去に正社員として勤めた企業において「上司ガチャ」に恵まれたと感じたことはあるか」と聞いたところ、70.8%が「ある」と回答。反対に、上司ガチャに「はずれたと感じたことがある」という人は81%と8割を超え、そのうち、46.2%が「諦めて上司に合わせた」と回答した。

それぞれの上司の特徴を聞くと、「恵まれたと感じた上司」は、「コミュニケーションが取りやすい」(42.9%)、「人として尊敬できる」(38.5%)、「面倒見が良い」(38.3%)が上位に。一方「はずれたと感じた上司」については、「指示が分かりにくく一貫性がない」が最も高く48.5%。次いで「高圧的な態度を取る」(47.8%)、「すぐに怒るなど感情的になりやすい」(44.7%)と続いた。

  • 上司との相性が仕事のパフォーマンスに影響したことはあるか

    上司との相性が仕事のパフォーマンスに影響したことはあるか

続いて、「上司との相性が仕事のパフォーマンスに影響したことはあるか」と尋ねたところ、9割以上の人が「影響が(かなり+やや)ある」と回答。そこで、「上司ガチャ」をなくすために、「データに基づいて客観的に異動・配置してほしいと思うか」と質問したところ、88.9%もの人が「はい」と回答し、異動や配置に関する科学的なデータ分析の必要性が明らかとなった。