ベネッセホールディングスは3月24日、協力するTimes Higher Education誌(以下、THE)実施の「THE世界大学ランキング日本版2022」を発表した。調査対象は273大学。

  • 「THE世界大学ランキング日本版2022」TOP50

    「THE世界大学ランキング日本版2022」TOP50

同日本版ランキングは今年で6回目。日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるように、大学の「教育力」に注目した設計となっており、ランキング指標は「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」といった学生の学びの質や成長性に焦点を当てた4分野で構成されている。

「THE世界大学ランキング日本版2022」総合ランキングの結果、昨年に続き「東北大学」(85.6%)が1位に輝いた。続く2位には、1つ順位を上げた「東京大学」(81.7点)が、3位には「大阪大学」と「東京工業大学」(ともに81.6点)が同率でランクイン。5位には「京都大学」(80.7点)がランクインした。

以下、6位「北海道大学」(79.0点)、7位「九州大学」(78.8点)、8位「名古屋大学」(78.1点)、9位「筑波大学」(77.5点)、10位「広島大学」(72.3点)と続いた。

  • 「THE世界大学ランキング日本版2022」分野別ランキング

    「THE世界大学ランキング日本版2022」分野別ランキング

また、分野別ランキングでは、「教育リソース」で「東京大学」が再び1位に。「教育充実度」は「国際教養大学」、「教育成果」は「京都大学」と、昨年から変化はなく、「国際性」では「立命館アジア太平洋大学」が初めて1位に輝いた。