春のポカポカ陽気に誘われて、身も心もアクティブになってきた今日この頃。活動量が増えるに連れ、きっと食欲も増してきていることだろう。

現在は各飲食店がこぞって春のフェアを展開している最中だが、その中において、「ビッグボーイ」のテイクアウトメニューはなかなか光るものがある。肉食派の胃袋を鷲掴みにするのはもちろん、入学や卒業、入社や転勤を祝うのにもふさわしいパーティーメニューが春限定で登場したのだ。

今回はその詳細をレビューとともにお届けしたい。

肉肉しさMAX!「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

ハンバーグ&ステーキレストランチェーン・ビッグボーイが現在展開しているテイクアウト限定メニューが「春のパーティープレート」である。

特に、ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」(1,980円)は、日頃の“肉を食べたい欲”を心底満たしてくれる内容であった。さっそくテイクアウトしてきたので、その姿をお披露目しよう。

  • 骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート

こちらが大皿に盛られた「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」。なかなかの重量である。中には、ハーフサイズの骨付きローストチキン、グリルチキン、手ごねハンバーグ、グリルポークの肉4種に、フリットとフライドポテトがトッピングされているようだ。

蓋を開けてみると……

  • 骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート

どうだい、ワイルドだろう~? 所狭しと肉が敷き詰められているではないか。肉好きからすれば、もはや肉肉し……いや、神々しいオーラすら漂っている。

  • ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

ありがたや、ありがたや……と興奮してみたものの、美味しくなければただの見掛け倒し。例えば肉が硬かったり、味付けがイマイチだったりしたら、この記事はお蔵入りにせざるを得ない。

気を引き締め直して、ひとつずつ味わいを確かめていこう。まずは骨付きローストチキンから。ちなみに、商品名にも「骨付きローストチキン」と書かれているように、今回の主役はこの骨付きローストチキンであるようだ。

それではさっそく、いただきます。

  • ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

うん、美味い! チキンはふっくらとしていて柔らかく、とてもジューシー。焼き加減が絶妙なのだろう。味わいはなかなか複雑で、チキンの旨みとともにハーブの香りが立ち上ってくる。どうやらハーブに加えて香味野菜を使い、鶏のお腹にはニンニクを詰め込んで焼き上げているらしい。どうりで、シンプルながら奥行きのある味に仕上がっているわけだ。

ハーフサイズでもボリューム満点。確かに、メインを張るだけの実力はある。いやいや、本当に美味しい。

続いては、鶏つながりでグリルチキンのほうを食べてみよう。

  • ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

おっと、これもいいぞ!? 味付けも肉質もいい!

まず感じられるのは、チキンにかけけられたトマトソースの旨み、甘み、酸味。言うなれば「辛味の抑えられたアラビアータソース」に近いだろうか。このさっぱりしながらも濃厚なソースが鶏肉にめちゃくちゃ合う。

チキンはやはり柔らかく焼き上げられているのだが、こちらはグリルの焦げ目が割としっかり付いており、先ほどの骨付きチキンよりも一層香ばしさが際立っている……気がする。チキンの旨みと焼き方、そしてトマトソースの三位一体の味わいが見事である。

  • ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

続けて食べたハンバーグも美味かった!! つい主役のチキンに意識が寄りがちだったが、初心に立ち返れば、ビッグボーイは「ハンバーグ&ステーキレストランチェーン」である。当然といえば当然だが、やはり年季の違いが感じられるクオリティであった。

ハンバーグは噛みごたえがあり、内側からは肉の旨みと甘みが凝縮された肉汁が溢れ出す。このブラウンソースとの相性も抜群だ。

  • ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

グリルポークもグリルの香ばしさが肉に宿っていて、なかなか複雑な味わいに仕上がっていた。ポークは肉厚で、肉質はやや固めではあったが、そのぶん噛めば噛むほど味わいを増す。付け合せのレモンをかけてさっぱり味わうのもいいし、付属のオーロラソースに付けても美味しく食べることができた。

この肉4種だけでも十分に満足できるレベルだが、このプレートにはさらにオクラ、舞茸、エリンギのフリットにフライドポテトまで付いている。さすが春のパーティープレート。宴はまだまだ終わりそうにない。

  • ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

フリットは、オクラ、舞茸、エリンギのシャキシャキ食感と、衣のふっくら&サクサク食感のバランス感が絶妙。オーロラソースを付けて酸味をプラスすれば、揚げ物ながらさっぱりと食べられる。箸休めにもピッタリだ。

  • ガッツリ肉と肉と肉と肉で構成される「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」

フライドポテトは一般的なものよりも細長くカットされていて、そのカリカリ食感というか、クリスピー感が妙に癖になる。香りは芳しく、塩加減もちょうどいい。ビールなんかのオツマミにもぴったりだろう。言わずもがな、ケチャップ&マヨネーズとの相性も最高だ。

今回試したのは「骨付きローストチキンを使った4種のグリルプレート」だったが、他にも同じくハーフサイズの骨付きローストチキンに、エビフライやフライドチキン、ケイジャンチキン、パスタなどを盛り付けた「ハーブ香る骨付きローストチキンパーティープレート」もラインナップしているようだ。

また、今回食べたローストチキンのフルスペック版とも言える「ハーブ香る丸鶏のローストチキン」も販売中で、こちらはクリスマス期間に高い人気を誇った人気の限定メニューだという。

新生活の門出にもピッタリな「春のパーティープレート」。肉好きはもちろん、家族連れや友人同士で大いに楽しんでみてほしい。