コロナ禍でここ1、2年のお花見は自粛傾向が続いていますが、今年の春はデートにお花見はあり? なし? 今回は、日本トレンドリサーチが全国の男女450名を対象に実施した「お花見に関するアンケート」に関する調査結果をご紹介します。
今年のお花見、「する派」が38.2%
今年(2022年)は「お花見」をするかについて聞いたところ、「しない派」が61.8%、「する派」が38.2%でした。ちなみに、昨年のお花見について聞いたところ「した」方は20.7%だったそうで、今年はお花見に意欲的な方がやや多くなっているようです。
今年のお花見についての回答を、昨年のお花見についての回答別に集計してみると、昨年お花見を「した」方の93.5%が、今年もお花見を「する・するつもり」と回答しています。昨年は「していない」方でも、今年は23.8%の方が、お花見をする予定であることもわかりました。
また、去年も今年もお花見をする予定の方に、「例年とは違って意識していること」を聞いたところ
・飲食はしない。(20代・女性)
・人出の多い場所を避ける。(70代・男性)
・大勢ではやらず特定の人と少人数で行う。(20代・男性)
など、なにかしらの感染対策を考えている人が多いようです。
コロナ禍以前、昨年、今年のお花見の場所について聞いてみたところ、コロナ禍以前は「自宅の近所」を選んだ方は36.4%でしたが、昨年・今年は6割を超えています。「花見の名所(住んでいる都道府県以外)」は、昨年はわずか5.4%でしたが、今年は11.6%とコロナ禍以前の割合に戻りつつあるようです。
また、今年はお花見を「しない」方に、コロナが収束したらお花見に行きたいか聞いてみると、68.4%が「行きたい」と答えました。
「行きたい」と答えた方の理由をみてみると
・きれいな花を見ながらご飯やお酒を楽しみたいから。(20代・女性)
・ステイホームが続いているので、のんびり外に出て家族や友人とワイワイしながら過ごしたい。(40代・女性)
といったものがありました。
一方、「行きたくない」と答えた方の理由には
・面倒に感じる。別に普段街を歩く中で見れればよい。(30代・男性)
・酒の席と、人混みが嫌いだから。(40代・男性)
などが挙げられていました。
今年は、昨年よりもお花見をしたいと考えている方が多いよう。お花見をする場合には、人混みの少ない場所や時間を選んだり、飲食を避けたりして、感染リスクを抑えたお花見を検討する必要がありそう。また、遠出をせず近所に咲いている桜をふたりでのんびり眺めるのもいいですね。最近では、桜の名所の様子を生配信するサービスもあるので、おうちでのお花見も楽しめるかも♪
調査元:日本トレンドリサーチ 詳細記事:https://trend-research.jp/13154/ 調査期間:2022年3月3日~3月8日
対象人数:男女450名(20代以下・30代・40代・50代・60代以上 各年代 男女各45名)