NHK連続テレビ小説のバトンタッチセレモニーが24日、東京・渋谷の同局で行われ、4月9日に最終回を迎える『カムカムエヴリバディ』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の3代目ヒロイン・川栄李奈と、4月11日にスタートする『ちむどんどん』のヒロイン・黒島結菜が出席した。
セレモニーでは恒例のプレゼント交換が行われ、『カムカムエヴリバディ』で大月ひなた役を演じている川栄は、安子・るい・ひなたと3世代の親子の絆を紡いできた御菓子司「たちばな」のあんこを使った特製和菓子をプレゼント。3世代・100年の思いを込めたあんこに沖縄県産の黒糖を加え、沖縄の郷土料理に夢をかけるヒロインを描く『ちむどんどん』にエールを送った。
受け取った黒島は、「風のウワサで、このあんこがとてもおいしいと聞いていたので、そこにコラボで沖縄の黒糖を合わせていただいて、とてもうれしいです。みんなでおいしくいただきたいと思います!」と喜んだ。
一方、『ちむどんどん』比嘉暢子役の黒島は、シークワーサーの木で作ったウッドボウルをプレゼント。暢子は、自然豊かな沖縄本島北部・やんばる地域でのびのびと育ち、そんな暢子の成長を見守ってきたのが物語にも登場するシークワーサーの木。美しくおいしい実をつけるシークワーサーの木が、やんばるに住む木工職人の手で生活雑貨として生まれ変わった。
川栄は「すごい!シークワーサーの木、初めて見ました。木目も一つしかなく、作品は一点モノということなので、大切にしたいと思います。ありがとうございます」と感激していた。
また、黒島が「一日で一番楽しみだったこと」と尋ねると、川栄は「食事のシーンに出てくるご飯がとてもおいしくて元気が出ました」と答え、「昼休憩の前に朝食を囲むシーンがあると残り物をスタッフさんがお昼用にとまとめてくださるので、それを楽しみに撮影していました。普段の大月家の食事は質素ですが、クリスマスなどのシーンではチキンが出てきました。ちょっと豪華になるのがうれしかったです」と振り返った。
黒島も、ドラマで出てくる料理で印象に残っている料理に大満足のようで、「自分たちで手打ちした沖縄そばを食べるシーンがあって、それがとてもおいしかったです。撮影に出てくるご飯はどれも本当においしいです」と話した。
(C)NHK