エコバックスジャパンは3月24日、ロボット掃除機「DEEBOT X1 ファミリー」として、「DEEBOT X1 OMNI」と「DEEBOT X1 TURBO」「DEEBOT X1 PLUS」の3製品を発表した。最上位の「DEEBOT X1 OMNI」では、モップ洗浄・熱風乾燥、給水、ゴミ収集までを1台で完結する「全自動クリーニングステーション」を搭載している。
発売日は「DEEBOT X1 TURBO」が3月25日、「DEEBOT X1 OMNI」と「DEEBOT X1 PLUS」が4月7日。発売に先駆け、3月24日から公式オンラインストアや正規取扱販売店などで、予約販売を開始する。希望小売価格は、「DEEBOT X1 OMNI」が198,000円、「DEEBOT X1 TURBO」が159,800円、「DEEBOT X1 PLUS」が158,000円。
「DEEBOT X1 ファミリー」は、AIチップ搭載の障害物検出システムと距離測定センサーを備え、床の上のモノや家具などを高精度で認識するロボット掃除機。
今回登場したフラッグシップモデルの「DEEBOT X1 OMNI」は、1台で吸引と水拭き清掃、本体に溜まったごみの収集、水拭きタンクへの給水、 汚れたモップの洗浄、 熱風乾燥まで、ロボット掃除機を使うのに必要な全工程を自動で行う「全自動クリーニングステーション」を搭載。手を汚すことなく掃除ができるとする。
また、障害物検出・回避システム「AIVI 3D」とマッピング技術「True Mapping2.0」により、床の障害物を認識したり、部屋の間取りを高精度で把握したりできる。このほか、独自の音声アシスタント「YIKO(イコ)」も搭載し、「OK YIKO、掃除開始」などと本体に話しかけることで、掃除の開始が可能。デザインはデンマーク出身のJACOB JENSEN(ヤコブ・イェンセン)によるもので、部屋に置いてもなじみやすいとする。
3機種の大きな違いはステーションと水拭きシステムで、「DEEBOT X1 OMNI」は「全自動クリーニングステーション」と加圧回転式デュアルモップを搭載。また、「DEEBOT X1 TURBO」は、水拭きに対応した「水拭きステーション」と加圧回転式デュアルモップを搭載する。「DEEBOT X1 PLUS」は「ゴミ収集ステーション」と、振動式モップを搭載する。
障害物検知・回避機能やマッピングシステム、音声アシスト機能などは3機種共通。吸引力はいずれも5,000Pa。