ヤマハ発動機は3月24日、26型電動アシスト自転車「PAS VIENTA5」の日常的な使いやすさを向上した2022年モデルを発表した。発売日は4月28日。価格は155,100円。
PAS VIENTA5は、「街乗りに最適なカジュアルスポーティー」がコンセプトの26型電動アシスト自転車。トップチューブが低く乗り降りしやすいフレーム形状で、内装5段変速ラピッドファイヤーシフトを採用。バッテリーロックと共通のキーで操作可能なサークル錠を装備する点などが特徴だ。
2022年モデルでは、平坦路や上り坂など道路状況に応じて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーアシスト」を搭載。高回転領域の出力をアップし、低速~中速ギアを使った登坂がさらに快適になるとする。坂道で軽いギアに切り替えた時にペダルを漕ぐスピードが速く(高回転)なっても、空回り感なくパワフルなアシストを得られるという。
走行モードは「強モード」「スマートパワーモード」「オートエコモードプラス」の3段階。新しい「スマートパワーモード」は、走行中の運転者の動きや路面の状況から最適なアシストパワーを自動で制御。急な坂道や荷物積載時などではパワフルにアシストし、平坦路や下り坂ではアシストパワーをセーブするため、走行中に「強」モードへ切り替えなくても、常に自動で最適なアシスト力が提供されるとしている。
そのほか、前回使用時(電源オフ時)のアシストモードを記憶し、次回使用時(電源オン時)に記憶したモードで起動する「走行モードメモリー機能」や、時計表示付きの「液晶5ファンクションメーター」を新たに装備。また、カラーも「ソリッドグレー2」「パウダーブルー」に加え、カジュアルな印象の新色「ホワイトオレ」を追加した。
本体サイズは、全長1,775mm、全幅が595mm、サドル高さが770~920mm、重さが21.0kg、タイヤサイズが前後とも26×1.50 HE。12.3Ahのバッテリーを内蔵し、強モードで約45km、スマートパワーモードで約51km、オートエコモードプラスで約74kmをアシスト。充電時間は約3.5時間。変速方式は後輪ハブ、内装5速。適応身長の目安は149cm以上。