ソニーは3月23日、5Gスマートフォン「Xperia 5 III」のSIMフリー版を4月22日より販売すると発表した。ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」、ソニーの直営店「ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、一部の家電量販店、ECサイトで販売する。店頭予想価格は115,000円前後。

  • ブラック(正面)
  • ブラック(背面)
  • グリーン
  • ピンク
  • Xperia 5 III SIMフリー版。左からブラック(正面)、ブラック(背面)、グリーン、ピンク。ブラックはSIMフリー版の限定カラーだ

予約は発表と同時に受付を開始しており、4月6日からは「ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」および一部の家電量販店にて商品の展示を行う予定。

「Xperia 5 III」は、2021年4月にグローバルの製品発表が行われ、同年9月に日本国内の製品発表、11月に各キャリアから発売となった5Gスマートフォン。

SIMフリー版のカラーは、キャリア版にも設定されていたグリーン/ピンクに加え、SIMフリー版限定のブラックを用意。この“ブラック”は、2021年9月の国内発表時に日本限定カラーとして用意された“フロストブラック”とは異なるグロス調の仕上げとなっている。

キャリア版と異なるSIMフリー版ならではの特徴として、幅広いバンドに対応するデュアルSIM仕様になっており、256GBの大容量メモリを搭載している。

  • キャリア版との相違点

    キャリア版との相違点は3つ

今回のSIMフリーモデル発売に合わせ、5,000円のキャッシュバックを行うキャンペーンを実施する。対象は、3月23日~6月30日までの期間に「Xperia 5 III」SIMフリー版を購入したユーザーで、キャンペーンページから応募できる。また、3月23日20時より、ソニーストアのスタイリストが「Xperia 5 III」SIMフリー版を紹介するオンラインLIVEイベントも開催される。

「Xperia 5 III」のカメラは、ペリスコープ構造の可変式望遠レンズを含むトリプルレンズ構成。超広角の16mm相当、広角の24mm相当に加え、可変式望遠レンズの70mm相当/105mm相当と4つの焦点距離を使い分けられる。イメージセンサーは1.8μmのピクセルピッチで、1,220万画素を10msで読み出し可能。歪みのない画像を撮影できるアンチディストーションシャッター、高速でトラッキング性能の高いオートフォーカス、AIを活用して画質劣化を補正するデジタルズーム、リアルタイム瞳AF、タップするだけで被写体に追従するオブジェクトトラッキングといった機能を搭載している。

幅68mmのコンパクトなサイズに、4,500mAhの大容量バッテリーを搭載。ディスプレイは6.1インチの有機ELで、リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは240Hzに対応で、快適なゲームプレイが可能。表示には、大画面テレビ「ブラビア」で培った高画質化技術「X1 for mobile」を活かしたスタンダードモードと、BT.2020色域と10ビット信号で制作者の意図した色再現が行えるクリエイターモードを利用できる。

主な仕様は下記のとおり。

  • CPU:Qualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platform
  • 内蔵メモリ:8GB RAM/256GB ROM
  • ディスプレイ:6.1インチ HDR対応有機EL(21:9)フルHD
  • SIM:デュアルSIM
  • 通信:5G Sub6
  • 対応バンド:5G(n3/n28/n77/n78/n79)、4G LTE(Band 1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42)、3G(Band 1/5/6/8/19)、GSM(850MHz/900MHz/1.8GHz/1.9Hz)
  • アウトカメラ:1,200万画素(F2.2 16mm相当)、1,200万画素(F1.7 24mm相当)、1,200万画素(可変式、F2.3/F2.8 70mm相当/105mm相当)
  • インカメラ:800万画素
  • バッテリ容量:4,500mAh
  • 防水/防塵:IP65/IP68
  • サイズ/重さ:W68×D157×H8.2mm、168g
  • Style Cover with Stand for Xperia 5 III

    キャリア版とあわせて発売中の「Style Cover with Stand for Xperia 5 III」。そのままSIMフリー版でも利用できる