長引くコロナ禍に「海外旅行に行きたい!」「世界を旅したい!」という願望は募るばかり。アフターコロナに向けて、今まさに語学の勉強に励んでいる人も多いのではないでしょうか。

しかし、何を利用して学ぶかは慎重に選んだ方がいいかもしれません……。

先日、知ってる数少ない現地語で「日本から来ましたナナと申します、どうぞ宜しくお願いします」と自己紹介したんだけど、後から同僚に「今使った言葉、丁寧だけど古すぎて今は誰も使わないよ笑」と言われた。「拙者、ナナと申す。何卒よしなに願い申し上げ候」とか言ってたらどうしよう死にたい
(@7_nana_chanより引用)

ツイ主のnanaさん(@7nanachan)にうかがったところ、この現地語とは「東南アジアの言葉」だそうです。知っている東南アジア語を駆使して自己紹介した結果、現地の古い言葉遣いになってしまっていたというツイ主さん。

この投稿に、「可愛い」「めちゃくちゃ笑った」「あかん。めちゃめちゃおもろい」「想像したら笑いが止まらない」「電車で読まなきゃ良かった 笑い堪えられなかったwwwww」と爆笑の嵐。

しかし、恥ずかしすぎて「死にたい」というツイ主さんのつぶやきに対し、「それはそれで面白いですよ~」「そんな日本語で海外の人に挨拶されたら好感しかない」「つかみはバッチリです」「むしろカッコイイ!!」といった声が殺到。あえて「逆より良かったと思いまする」「むしろ素敵で候」と古典風にコメントする人も目立ちました。

笑わずにはいられない……。けど、好感度抜群なのは確実ですね!

さて、こういった体験は海外における"自己紹介あるある"のようで、ほかにもこんな体験談が。

・ファンタジー小説で英語覚えた私も、留学生に笑われたよ

・日本語勉強してる女の子に「さらばじゃ」は言われたことある。彼女はそのまま自転車で立ち去ってしまったので、私はただ肩を震わせて見送るしかなかった

・実母が私の旦那に頑張って韓国語で話しかけた時に旦那から私にこっそり「お義母さん、時代劇よく観てるんだね……あれ王朝時代のなんだけど……」って言われたことある

・入社して間もない頃、外国の方が休憩時間に「拙者は先程握り飯を食べたが鮭は美味かったぞ! そなたも次買うてくるから食べるが良い」っていきなり言われたことを思い出したww。いつも拙者、部品取りに行って参るとか言ってて…


どれも本人がいたって真面目に話しているところが、お茶目なんですよね。ツイ主さんが自己紹介された際には、周囲の方はどんな反応をされたのでしょうか?

実は、オンラインでの自己紹介だったそうで、「にこやかな感じで聞いてくださったように思います」とツイ主さん。最後に、今回の投稿が大きな反響を呼んでいることについて率直な感想を伺いました。

「わたしのように、習った言葉を実際に使ってみたら古い言葉だったという方がたくさんいらっしゃって、このようなケースは往々にしてあるんだなと思いました。また、拙い現地語で挨拶をしたことに不安がありましたが、現地語を勉強して挨拶してくれたことに現地の方は嬉しく思ってくれたはず、というコメントを多くいただいて、緊張しましたが現地語を勉強して自己紹介して良かったなと思いました。これからも引き続き勉強していこうと思います」


今回の出来事を前向きにとらえ、トライを重ねるnanaさんがとっても素敵ですよね。みなさんもぜひ、失敗を恐れず挑戦をしてみてくださいね。