保険マンモスは3月22日、「値上げ」に関する調査結果を発表した。調査は3月7日、値上げラッシュについて興味のある男女500名(女性358名/男性142名)を対象にインターネットで行われた。
今年に入ってから、山崎パン、コクヨ、日本ハム、キッコーマンなどが次々に値上げを実施。加えて、原油価格上昇の影響を受け、3月から電気・ガス料金が値上げされるほか、マヨネーズ、ティッシュ、トイレットペーパーも順次値上げされることに。2021年から続いている値上げ傾向は今年も続いており、この傾向はしばらく続くと考えられるという。
こうした状況を受けて、同社は「値上げ」に関する調査を実施。その結果、90%の人が「値上げを感じる。また、生活に影響がある」と回答。「値上げは購買意欲などの消費マインドに影響するか」という問いに対しては、84%が「影響する」と回答した。
では、何を買い控えるのか。「値上げにより困るもの、使用する量を減らそう・見直そうと思うもの」を教えてもらったところ、多い順に「電気料金」(63%)、「食パン・菓子パン」(52%)、「水道料金」(51%)、「ガス料金」(50%)、「灯油・ガソリン」(49%)と、水道光熱費や燃料系が上位に。
また、2位の「食パン・菓子パン」に続き、「外食(テイクアウト含む)」(45%)、「小麦粉・パスタ」(43%)、「バター・チーズ」「牛乳・ヨーグルト」(ともに38%)など、食品系も上位にあがった。
最後に、「値上げによって節約意識が変化しましたか?」と尋ねたところ、82%の人が「意識が高まった」と回答した。