SMBCコンシューマーファイナンスは3月17日、「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2022」の結果を発表した。調査は2月4日~5日、30歳~49歳の男女1,000名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。
これまでに、詐欺などのトラブルの被害に遭ったことがあるか聞いたところ、17.2%が「遭ったことがある」と回答。具体的には、「マルチ商法・ねずみ講」(25.6%)が最も高く、次いで「ネットオークション詐欺」(20.9%)、「ワンクリック詐欺」(16.3%)、「フィッシング詐欺」(15.7%)、「キャッチセールス」(14.5%)が上位に。
そこで、詐欺などのお金に関するトラブルに遭わないようにするには、金融リテラシーを身に付け、高めておくことが重要であることから、「お金について、学び直ししたいと思うか?」と尋ねたところ、60.3%が「学び直ししたいと思う」と回答。
どのようなことを学び直ししたいと思うかを聞くと、「資産形成・資産運用」(64.3%)、「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(46.4%)、「保険・リスク管理(事故・災害・病気などへの備え)」(40.3%)、「家計管理」(33.3%)、「決済方法(キャッシュレス決済手段と方法 など)」(24.2%)が上位にあがった。
また、子どもがいる人(452名)に、子どもの金融教育についても質問したところ、75.7%が「お金について学んでほしい」と回答。どのようなことを学んでほしいかを聞いたところ、「資産形成・資産運用」(62.6%)が最も多く、次いで「生活設計(人生設計と人生に必要な資金の計画)」(61.7%)、「お金のトラブル」(52.0%)と続いた。