3月16日に派生した福島県沖地震の影響を受けての一部発電所の継続的な停止と、低気温による電力需要の増加により、東京電力パワーグリッドは、3月22日の20時以降に揚水式水力発電の運転が停止し、同社サービスエリア内で約500万kW(200万~300万軒規模)の停電が発生するおそれがあると発表、節電の呼びかけを行っています。

その状況を受け、家電メーカーのシャープ(@SHARP_JP)は公式Twitterアカウントでエアコンや冷蔵庫の節電方法を紹介しています。

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取り急ぎ、家庭の家電でできる節電行為です。
まずエアコン。

・目安は暖房20℃、いつもより設定1℃下げるとだいたい10%電気代の節約に
・消し忘れ防止にタイマーを
・夜間はカーテン/ブラインドで断熱
・フィルター掃除を
・室外機の吹き出し口をモノでふさがない(@SHARP_JPより引用)

暖房は20度、設定温度を1℃下げることで普段よりも10%も電気代の節約になるそう。エアコンの設定温度は下げて、一枚着こむのが良さそうです。

また、冷蔵庫の節電方法も紹介しています。「微々たるかもですが」とシャープ公式は言及していますが、こちらも今日だけに限らず、普段気を付けておくと地味に差が付きそうです。

微々たるかもですが、冷蔵庫の節電行為です。

・熱いものをいきなり入れない
・詰め込みすぎない
・よく出すものは手前に
・ドアの開閉を減らす
・エコモードとか結露防止弱みたいなモードがあるならそれに(@SHARP_JPより引用)

シャープ公式Twitterでは「さいきん慣れてしまった言い方だと『不要不急の洗濯、不要不急のエアコン、不要不急のホットカーペットを控えるようお願いいたします』」とも投稿しています。一部の地域では雪も降りさらに冷え込みそうですが、設定温度やタイマーなどをちょっと見直す節電方法、試してみてはいかがでしょうか。