東京電力管内の電力需給ひっ迫を受け、NHK・民放キー局の夕方ニュース番組では、スタジオ照明の明るさを通常より下げるなど、節電対策を行って生放送している。
日本テレビ『news every.』では、メインキャスターの藤井貴彦アナウンサーが「今日はスタジオの照明を一部暗くして放送しております」と説明。さらに、「日本テレビでも、普段よりも30%の節電を行っているということです」とした。
今月16日に起きた地震で一部の火力発電所が停止している状況に加え、雪が降る真冬の寒さとなり、初の「電力需給ひっ迫警報」が出されている。
日中、SNSでは「テレビをつけるのは節電にならない」といった声が多く上がっていたが、暗くなったスタジオの画面から受けるインパクトは、危機感の伝わる効果が大きそうだ。