日本テレビ系音楽特番『Premium Music 2022』(30日19:00~)で、ゆずのデビュー25周年記念ドラマが放送されることが決定。中川大志と森永悠希が、ゆず役を演じる。
ゆずは北川悠仁、岩沢厚治により1996年3月に結成。横浜・伊勢佐木町で路上ライブを行うようになる。97年10月、1st Mini Album『ゆずの素』をリリース。98年6月にリリースした1st Single『夏色』で脚光を浴び、7月リリースの1st Album『ゆず一家』で一躍全国区となった。
今回のドラマはゆずデビュー25周年を記念し、本人へのインタビューをもとに、ゆずのルーツ・原点である路上ライブ時代、デビュー秘話、『ゆずの素』『夏色』誕生など、ゆずが現在にいたる25周年の軌跡を描く。
中川は北川悠仁役、森永は岩沢厚治役で、2人を見出した所属レコード会社・トイズファクトリー社長の稲葉役を柴田英嗣(アンタッチャブル)が演じる。
ゆず役の2人のコメントは、以下の通り。
――お互いの印象について
中川:自分の頭の中で、岩沢さん役は誰だろうって考えたときに、お会いしたこともなかったのですが、何の迷いもなく森永くんの顔がパッと出てきました。現場で初日にメイクをして衣装を着た森永くんの姿を見た瞬間に、いち「ゆずっこ」(ゆずのファン)として、「わ、岩沢さんやばいな、ぴったりだな」と思いました。一緒に演じてみてますます、森永さんの穏やかで控えめな感じ、でもすごく、チャーミングなところが岩沢さんの雰囲気にもピッタリ合ってるなと思いました。相方としてすごく大きい存在で、心強かったです。森永くんも音楽が好きで、撮影の合間の時間を見ながら、一緒にギターや歌の練習をできるところまで精いっぱい突き詰めてできたので、岩沢さんと北川さんの距離感や雰囲気に近いものが通じるものがでたのではないかなと思っています。
森永:今回、岩沢さん役のお話をいただいたとき、中川くんが「岩沢さんのイメージは森永くんなんです」というお話をしてくれていると聞いて、「そんな風に思ってくれていたんだ!」と嬉しい驚きでした。ギターはほぼ初心者だったので、撮影までの期間は必死に練習して、撮影中は中川くんともたくさんコミュニケーションをとって、とても濃い時間をすごせました。
――視聴者の皆さんへ
中川:ゆずの路上ライブ時代を知らない若い世代の皆さんには、ゆずって路上でこんなに人を集めてこんなにすごいことやってたんだ、と、初めて知ることもたくさんあると思います。ずっとゆずが好きで昔から応援しているゆずっこの方たちには、路上時代の曲や初期の頃の曲などファンにはたまらない曲が出てきますので、「なつかしいなぁ」「こんなだったなぁ」と、懐かしい気持ちになってもらえると思います。そして、いちファンとして、本当に細かいところにできるだけこだわったつもりなので、そういうところも見てもらえたらうれしいです。
森永:「ゆず」の25周年の記念ドラマで、岩沢さんの役を演じられるということをとても光栄に思っています。僕が映画で初めて映画に出演した時の主題歌がゆずさんの「明日天気になぁれ」だったということもあって縁(えにし)のようなものがずっと続いていたのかな、と嬉しく感じました。今回、ドラマとしてはもちろん、ライブなどではあまり聴けないような懐かしい楽曲もたくさん流れると思いますので、その部分でも楽しんでいただければと思います。