ビズヒッツは3月15日、「現場仕事できついことに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は1月30日~2月17日、現場仕事の経験者407人を対象に、インターネットで実施した。

  • 現場仕事でキツイこと

「現場仕事でキツイこと」を尋ねたところ、最も多い回答はは「身体がしんどい」(305人)で、「人間関係が難しい」(66人)、「衛生環境が悪い」(47人)が続いた。

「身体がしんどい」と回答した人からは、「20㎏にもなる柵の束を担いで山を登らないといけなかった」「夏の昼間と冬の夜勤は若くても体力的にキツイ」などの声が寄せられた。「人間関係が難しい」と答えた人は、「すぐに叱りつける上司が多い」「職場の上下関係が厳しい」といった理由を挙げている。「衛生環境が悪い」と回答した人からは、仮設トイレに抵抗がある人や、トイレが遠い現場などトイレに関する声が多く挙がった。

「現場仕事をしてよかったこと」について聞くと、最も多い回答は「体力がつき健康的になった」(120人)だった。2位は「達成感・充実感がある」(103人)、3位は「スキル・知識が身についた」(58人)、4位は「稼げる」(51人)となっている。

  • 現場仕事をしてよかったこと

「体力がつき健康的になった」と答えた人からは、「健康的な体になれた」「早寝早起きで健康にいい。太らない」などの声が寄せられた。「達成感・充実感がある」の理由としては、「実際に建物や施設ができあがったときの達成感」を挙げた人が目立つ。「スキル・知識が身についた」と答えた人からは、「重機やダンプの運転に慣れた」など、重機や道具の扱いに慣れ、さまざまな技術が身に付いたことが理由として挙げられた。