セイコーウオッチのアウトドアウオッチブランド「プロスペックス」から、極地の壮大な氷河の世界をダイヤルに凝縮したという機械式ダイバーズの新作が登場する。3モデルをラインナップし、価格は148,500円~159,500円。いずれも6月24日発売。
各モデルはそれぞれ、セイコーダイバーズのマイルストーン的なモデルをベースとして、現代デザインに進化させたもの。原点となる「1965 メカニカルダイバーズ」、そして「1968 メカニカルダイバーズ」と「1970 メカニカルダイバーズ」だ。
共通テーマとなる氷河は、ダイヤルの立体的な型打ち模様で表現。ただしダイヤルカラーが異なるように、各モデルでデザインのイメージとなった氷河の情景に違いがある。機械式ムーブメントは3モデル共通となり、手巻き付き自動巻きの「キャリバー 6R35」だ。パワーリザーブは約70時間。
1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン
1965 ダイバーズをベースにした「SBDC165」は、半世紀を超えて蓄積してきた歴史や技術を、長い時間をかけて積層された氷河と重ね合わせた。深い青のダイヤルとブラックベゼルで表現している。
ケースとブレスレットの素材はステンレススチールで、表面硬化技術「ダイヤシールド」を加工。ケースサイズは外径40.5×厚さ13.2mm、風防は内面無反射コーティングのカーブサファイアガラス、防水性能は200m空気潜水用防水。
1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン
1968 ダイバーズをベースにした「SBDC167」は、セイコーダイバーズがその挑戦をスタートした南極大陸の氷河をイメージ。南極大陸を覆う氷床の壮大な景観を、ライトブルーのダイヤルとダークブルーのベゼルで表現した。
ケースとブレスレットの素材はダイヤシールド加工のステンレススチール、ケースサイズは外径42×厚さ12.5mm、風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は200m空気潜水用防水。
1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン
そしてオリジナルの1970 ダイバーズは、冒険家の植村直己氏が北極圏犬ぞりの旅に携行したモデル。これをベースにした「SBDC169」は、北極の海に浮かぶ氷河と極寒の様子を真っ白なダイヤルで表現している。
ケースとブレスレットの素材はダイヤシールド加工のステンレススチール、ケースサイズは外径42.7×厚さ13.2mm、風防は内面無反射コーティングのカーブサファイアガラス、防水性能は200m空気潜水用防水。