エン・ジャパンは3月17日、「SDGs」意識調査の結果を発表した。調査は2月7日〜16日、「エン転職」「AMBI」「ミドルの転職」を利用する3,158人を対象にインターネットにて実施したもの。
まず、転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視するかどうか聞いたところ、65%が重視する(重視する17%、どちらかというと重視する48%)と回答した。年代別では、50代以上が最も重視する割合が高く、71%と全体より6%高い結果となっている。
転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視する人に対し、その理由についても尋ねてみた。すると、「企業も持続可能な社会の実現へ取り組むべきだから」(57%)、「社員のはたらく環境にも影響がありそうだから」(53%)、「企業の将来性を判断できるから」(52%)が上位にあがった。
あわせて、企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを知るために参考にしている情報について聞いてみると、85%が「企業ホームページ」と回答。次いで、「メディア(新聞、TV、WEBニュース)」(29%)、「企業の公式SNS」(24%)が続いた。
自身が仕事でSDGsに関わりたいと思うかどうかについては、82%が「関わりたい」(関わりたい24%、どちらかというと関わりたい58%)と回答。
関わりたい理由については、「仕事でも社会貢献性を感じたいから」(59%)、「将来を考えると、個人もSDGsに取り組むべきだから」(54%)が上位となった。あわせて「SDGsに関する職に携わる場合、どういった形で関わりたいですか?」と質問すると、半数以上が「関わり方は問わない」(58%)と回答した。
仕事でSDGsに関わりたいと回答した人に、SDGsの関わりたい領域を17個の項目のうちから選んでもらった。すると、トップ3は「働きがいも経済成長も」(51%)、「すべての人に健康と福祉を」(49%)、「住み続けられるまちづくりを」(44%)となった。