南海電気鉄道は、新今宮エリアの「訪れてよし・住んでよし」の実現に向けて、新今宮駅北側エリアの活用事業対象地にエリアのおもてなし・にぎわいづくりの拠点として、「さんかくち」を3月25日にプレオープン、4月1日にグランドオープンすると発表した。

  • 「さんかくち」場内イメージ

「さんかくち」は新今宮駅南北通路の北側出口すぐの高架下にあり、新今宮エリアの回遊性向上・にぎわい創出に向けて、キッチンカ―での飲食物の販売、傘のシェアリングサービス「チョイカサ」の傘スポット、宅配ロッカー「Amazon Hubロッカー」、周辺観光情報など扱うデジタルサイネージ案内板を設置。新今宮エリアを訪れる人や住んでいる人に便利で楽しんでもらえる空間を提供するとのこと。

設置するデジタルサイネージ、電照広告枠、自動販売機などは常時点灯しており、高架下の暗いイメージを払拭し、夜間帯の防犯性向上など「安全・安心なまちづくり」に寄与するとしている。同エリアの回遊性向上・にぎわい創出を目的に、「WALL SHARE」と連携し、今宮戎~新今宮間の鉄道高架構造物の東側外壁のうち約90mに、アーティストによるアート作品が描かれる。第1弾(新今宮駅側約45m)は3月25日、第2弾(今宮戎駅側約45m)は4月10日の完成を予定している。

  • 南側エントランス

「さんかくち」の営業時間は8~22時。営業終了後に入口は閉鎖される。なお、3月26日に新今宮駅のリニューアル工事が完了し、1階改札口が新たに供用開始する。