UZUZは3月15日、20代向けの就職・転職活動に関する実態調査の結果を発表した。調査は2021年12月18日〜2022年2月18日、既卒・第二新卒として就職活動中の20代男女828人を対象に実施したもの。
まず、管理職に昇進したいか聞いたところ、「したい」「どちらかと言えばしたい」との回答率が男性では51.5%に対して、女性では32.1%となっている。また、「したくない」「どちらかと言えばしたくない」と回答した男性が13.7%に対して、女性は26.4%と、男性に対して約2倍の女性が「管理職への昇進」をネガティブに捉えている結果となりました。
昇進したくない理由については、「責任を負えない」「向いてない」「現場で活躍したい」などに加え、「ワークライフバランスを保ちたい」の声が多数あがっている。
次に、第二新卒(在職中)として転職活動中の20代男女に、現在の環境での育児休暇の取得可否について尋ねてみた。すると、男性42.0%・女性 43.7%が「現在の環境では育休を取得できるが、取りにくい」と回答。男性では「取得できる(した)」との回答が21.4%、「取得できない」との回答は36.6%であった。
続いて、育児休暇を取得した場合の不安点についても質問したところ、男性で多かったのは「(職場の)周囲の目」(23.7%)、女性で多かったのが「復職後の業務」(36.4%)という回答であった。