ミニチュア作りを手掛けるKanaFett(@kanafett)さんは、現在シルバニアファミリーのお人形サイズの映画館を作っているそう。緻密でリアルな映画館ではどんな作品が上映されるのでしょうか。
そんなKanaFettさんが制作中のミニチュア映画館のために、夫さんが作ったというフライヤーが話題になっています。
制作中のシルバニア映画館のために
夫がフライヤー作ってくれたから見てほしい(@kanafettより引用)
このポスターを作ったKanaFettさんの夫さんは、月刊コミックバンチで連載中の恐竜飼育漫画『ディノサン』を手掛ける木下いたるさん。フライヤーは全部で4作品作られたそう。
まずはデイビット・ビーバー監督作品、「Time of Teeth」。ラフな手書きのタイトルから、なんだかエモくておしゃれそうな映画ですが、キャッチコピーは「前歯が紡ぐものがたり」。ビーバー家族のちらりと見えた前歯で一体どんな話を紡ぐのか気になりますが、前歯……?
「銀色の星」は親子の絆を描いた感動作の予感。ハンカチ必携で見たい作品です。
ハスキーの2人による「シルバニアを越えて」はきっと素敵な恋愛映画のはず。自転車二人乗り、かわいい!
そして最後はミーアキャットが出演するホラー作品「MINYA」。底知れぬ大きな黒い瞳にぞっとしそう。
いずれもどこかで見たことがありそうなほど、リアルでクオリティの高いフライヤー。このツイートには4.3万件のいいね、8,000件以上のリツイートと大きな反響が寄せられています(3月18日時点)。
なお、KanaFettさんが取った「どの映画観たいですか?」というアンケート結果を見ると、「Time of Teeth」と「MINYA」の作品を見たいという声多数。「MINYA」が僅差で1位を獲得しています。
夫さんが作った「シルバニア映画館」のフライヤー、制作の背景をKanaFettさんに伺いました。
「シルバニア映画館」投稿者に聞いてみた!
――本物の映画のようなフライヤーですね! ミニチュアの映画館に置く際のフライヤーはどのくらいの大きさになる予定でしょうか?
フライヤー自体は、約横1.6×縦2.2ほどを予定しており、それ以外にも劇場扉横に少し大きめのポスターを貼ったり、小さいパンフレットも作る予定です。
――夫の木下いたるさんがフライヤーを作られたきっかけは?
今回、シルバニアファミリー用のミニチュアの映画館を作るにあたりシルバニアを使った架空映画のフライヤー制作をしたいと思いました。しかしながら、私自身、デザインなどの仕事は全く未経験で苦手ということもあり、どうしようか困っていたところ、夫が快く引き受けてくれました。
夫は元々映画が大好きで、昔からこういった架空の映画のポスターを作って遊ぶのが好きといったこともあり、得意なようです。
――リアルなデザインですが、元ネタの作品があればお教えいただけますか?
色々な映画が混ざっているそうですが、「Time of Teeth」はグザヴィエ・ドランの映画、銀色の星が「私の少女時代」など、シルバニアを越えてが「きみに読む物語」や「ローマの休日」「タイタニック」など、MINYAは「ジョーカー」など、だそうです。特定の作品というよりは、色々な作品をモチーフにして作っているようです。
KanaFettさんのシルバニア映画館づくりは佳境に入っている様子。どんな映画館になるのか完成が楽しみですね!
制作中のシルバニア映画館のために
— KanaFett (@kanafett) March 14, 2022
夫がフライヤー作ってくれたから見てほしい pic.twitter.com/qrrcytUN6M
扉つくったよ〜
— KanaFett (@kanafett) March 14, 2022
完全なる飾りですが…😇 pic.twitter.com/rAYNQcigWn