ワタナベエンターテインメントの所属芸人による『ワタナベお笑いNo.1決定戦2022』の決勝が18日、ABEMAで生配信され、お笑いコンビ・チュランペットが優勝に輝いた。

  • チュランペット

『ワタナベお笑いNo.1決定戦』は今年で7年目を迎えたワタナベエンターテイメント一押しの芸人を決める大会で、290組525人の応募の中から決勝進出者10組と、敗者復活から勝ち上がった2組が優勝賞金100万円を懸けた熱い戦いを繰り広げた。4組ずつ3ブロックに分かれてネタを披露、各ブロックの勝者がファイナルラウンドで改めてネタを披露し、1組がチャンピオンとなる。審査方法は、4人の審査員と会場の観客、視聴者の投票で決定。審査員は、ふかわりょう、加治倫三、小松純也、佐久間宣行が務め、決勝MCはお笑いコンビ・ハライチが務めた。

Aブロックでは審査員が頭を抱えるくらい混戦を極めたが、ニュートンズが決勝へ。加地は「レベル高い。もっと簡単なブロックであってほしかったですね…ズルい」とコメントした。Bブロックでは、ふかわは「金の国のおにぎりさんが演じた女性はテレビコントでも通用する、毎週会いたいですね」と金の国への絶賛コメントを寄せたが、ピン芸人のこたけ正義感が票を獲得し、決勝へ駒を進めた。Cブロックでは審査員のうち3人が投票し高評価を得たチュランペットが決勝進出を決めた。

ファイナルラウンドでは、まず1組目にはファイナルラウンド唯一のピン芸人・こたけ正義感が登場。芸人だけど弁護士のキャリアを持っているという、唯一無二の個性を生かしたネタで会場から大きな笑いを誘っていた。2組目に登場したチュランペットは、居酒屋店員のネタを披露。ふかわは「素晴らしいですね。居酒屋の店員のやっつけ感、芝居というか表現力が素晴らしかったです」と絶賛した。3組目に登場したのは、四千頭身を下して駒を進めたニュートンズ。独特のリズム感でのネタに、加地は「一週間はずっと頭に残りますね」とコメントした。

そして最終審査へ突入。会場の緊張感が高まる中、290組525人の頂点に輝いたのは、敗者復活枠から決勝に進んだチュランペット。審査員からはふかわ、佐久間、そして視聴者の票を獲得し、チュランペットのとしぱんちは「10年やってきて、辞めなくてよかったです」と涙を目に浮かべながら話した。

ふかわは「全て良かったです。文句なしの優勝だと思います」と大絶賛。加地はこたけ正義感に投票し「ネタ番組とかにいっぱい呼ばれて、売れると思います」と称賛すると、こたけ正義感は「芸人を片手間にやってるのではないか、と言われることばかりだったので、本当にうれしいです」と涙ながらに語った。

生放送を観ていた視聴者からは「チュランペット敗者復活からの初決勝からの優勝かっこよすぎる」、「圧巻の優勝でした!!」「1本目も2本目もクセになるネタで面白すぎました!」とチュランペットへの祝福の声が多く寄せられた。

『ワタナベお笑いNo.1決定戦2022』の様子は、ABEMAにて7日間無料で視聴可能。