クリエイトは3月14日、「体育会系部活動出身者と非体育会系出身者の就職活動」に関する調査結果を発表した。調査は2022年3月、大学時代体育会系に所属し「プロを目指していた」、大学時代非体育会出身、それぞれ全国の20~30歳の男女社会人200人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「就職活動中、自分の特徴が活かせそうな企業を見つけられていましたか」と聞くと、体育会系部活動出身者は「はい」(70.5%)、「いいえ」(29.5%)、また非体育会系出身者は「はい」(32%)、「いいえ」(68%)という結果だった。
また、「就職活動をやり直したいと感じたことがありましたか」と聞いたところ、体育会系部活動出身者は約8割が「やり直したい」(とても感じる/43.3%、やや感じる/37%)と答え、非体育会系出身者の約6割(とても感じる/28.5%、やや感じる/36%)と差が出ている。
次に「就職活動を開始したタイミングはいつからですか」と尋ねると、体育会系部活動出身者で最も多かったのが「3年生10~12月」(28.0%)、非体育会系出身者は「3年生1~3月」(26.5%)となり、体育会系部活動出身者のほうが早く就職活動に着手している傾向にあった。
また、「実際にエントリーシートを提出した企業数を教えてください」と聞くと、体育会系部活動出身者は「平均14社」、非体育会系出身者は「平均20社」だった。
なお、体育会系部活動出身者の半数以上(54.5%)が、エントリーシートを提出した企業が1~5社だった。