女優の佐々木希と石野真子が、フジテレビ系ドラマ『やんごとなき一族』(4月13日スタート、毎週木曜22:00~)に出演することが決まった。

  • 佐々木希(左)と石野真子

庶民の家庭から上流社会の一家に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋太鳳)が、理不尽な家のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻ろうされながら、夫・深山健太(松下洸平)とともに奮闘していく同ドラマ。

佐々木が演じるのは、深山家当主である深山圭一(石橋凌)が経営する深山グループで、健太の秘書として働くことになる立花泉。健太の学生時代からの友人であり、憧れの存在でもあった女性。容姿端麗で、上流階級としての教養も兼ね備えており、深山家の人々からの信頼も厚い。父親は大物政治家で、圭一とも親交がある。かつて恋人と共にフランスへと渡った泉だが、とある理由で帰国。圭一の策略で、秘書として健太のそばで働くことになり健太とは数年ぶりに再会。そしてその再会が佐都にとって大きな試練となっていき…。

一方、石野が演じるのは、佐都の母親である篠原良恵。多くの地元客に愛されている大衆食堂「まんぷく屋」を夫婦で営んでいたが、数年前に夫が他界。その後、家族としての思い出がたくさん詰まっている自慢の“もつ煮”を守り抜こうと、苦しい経営状況の中、いつも笑顔で佐都と一緒にお店を切り盛りしてきた。「まんぷく屋」の常連でもある健太のことをとてもかわいがっており、2人の結婚を心の底から祝福している。大切な娘が名家・深山家に嫁ぐことになり、心配しながらも佐都の背中を押してあげる心強い存在だ。

コメントは、以下の通り。

■佐々木希
――オファーを受けたときの印象は?
「原作を読ませていただいた時、私演じる立花泉という女性が、徐々に壊れていく姿を見て少し怖いなと感じました…。ですが、物語が進むにつれ、泉が育った背景を知り、彼女を憎めない気持ちになりました。この役が私に務まるのかと正直悩みましたが、今までとは違った新たな感情に出会えるのではないかと思い、参加させていただく事に決めました」

――立花泉を演じるにあたって心がけたいことや意気込みは?
「深山グループの秘書としての凛(りん)としたたたずまいを持つ一方で、心の奥底に芽生える狂気的な感情をどの程度出していくのかなど、監督と話し合いながら演じていきたいと思います。泉の過去にあった経験があるからこそ出る感情を、繊細に演じられるように頑張りたいと思います」

――視聴者の皆様にメッセージをお願いします
「主人公の土屋太鳳さん演じる佐都は、明るく前向きな性格で、思わず応援したくなる存在だと思います。そのような中で、物語の良いスパイスとなれるよう立花泉を演じたいです!」

■石野真子
――オファーを受けたときの感想や、篠原良恵の印象は?
「なんと!こんな世界があるのでしょうか!ドラマチックとはこの事ですね。篠原良恵は、心豊かに、娘を愛し、人を慈しむそんな女性の印象です」

――親子役で共演する土屋さんの印象は?
「土屋太鳳さんとは度々共演のご縁に恵まれとてもうれしく思います。太鳳さんは、美しく聡明で、愛情あふれる方。そして芯が強く、しなやかという言葉がぴったり。お母さん役ができて最高です!」

――視聴者の皆様にメッセージをお願いします
「“やんごとなき一族の皆様。うちの娘、篠原佐都を、おなめになりませんように。”そんな言葉が出てきそうなドラマです。是非、お楽しみに!」